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Showing posts from 2009

肌のうるおいはやはり睡眠+水分

肌には睡眠と水分とは言わずと知れたことですが。。。 秋から冬にかけて、さまざまなことがあり肌が一時ぼろぼろになりました。 ほとんど軽いやけどのあとのように皮が全顔的に小さくめくれてしまい、 なにをしてもどうしようもない状態。 肌は水分さえも受けつけない、という感じでした。 病気になったときに、なにも食べたくないというのと同じ。 子供の病気や生活に大きな転機があり、それが睡眠不足となって 皮膚に現れたのはわかっていました。 眠れないと、精神的にもダウンしがちで、ホントに悪循環。 肌の調子が悪いのを見ると、気持ちも落ち込む~↓ 気持ちが沈むと、なんだかからだも動かない~↓↓ でも。そういう状態はずっとは続かないのがありがたいこと。 ということで、状態が落ち着いてからは からだもわかっている! のか、 眠い日々が続き、 寝ているうちに肌が徐々に落ち着き、 肌が落ち着いてくるのを見計らって、 とにかく内側からの乾燥と、冬の乾燥を遅まきながら 水分を補うことに必死!! 高い化粧品を1回10-20mlも使えないので(ー▼ー;) 薬草入りの手頃なローションを使って、とにかく洗顔後のパッティングを ふだんの10倍くらいの時間をかけてやりました。 ふだんはぱちゃぱちゃとローションを2回くらいつけてタウトのクリームで終わり、という なんともおおざっぱなものなので。。。。 で、それを始めるころには肌は不思議なくらいよく水を吸収しました。 その方法を毎回、およそ1週間たつと、肌はほぼ元の通りになりました。 肌はなにをつけるか、というより、 肌の手入れ方法をふくめた生活習慣によってできているのだとつくづく思ったのでした。 佐伯チズさんの、あの化粧水をてのひらでゆっくり温めるように つけてゆく、あの方法が肌にも気持ちにもいいのだとも知りました。 したいけれどできない、睡眠もとれないし。。。というときは 少なくとも、肌の血行をあげることでなんとかしのげるかもしれません。 洗顔できっちり汚れをとったあとホットコンプレスを顔にあてて、 その後水で流して引き締めたあとに、たっぷりの水分補給。 できればその後充分な睡眠がとれるといいですね。 ♪♪ ということで(?!)今年ももうあと数日です。 お世話になった皆様に感謝感謝です! 来年がすばらしい一年になりますように♪ ▽▽▽▽▽▽ 白梅気養堂 Aroma

寝具でぜんぜん変わる、の巻

巷でゆよくいわれているように、 枕や寝具でずいぶん睡眠と、起きた直後のからだの調子が違います。 枕の高さとやわらかさで首の苦痛はかなり和らぎますし、 ベッドマットの硬さで、腰の痛みも軽くなります。 実体験しないとわからないことですよね。 しかも、自分のからだに合った高さなり、硬さでないといけないし。 私はセラピストで、クライアントのからだのこりを「とる」ほうなのですが、 自身でも首と腰にトラブルをもっています。 しかも。朝起きると、「疲れて」いるんですねー。 夜中に何度も起きるせいもあるのですが、 あきらかに枕とマットが合っていないんです。 以前、硬めのシモンズベッドに、これまた私の首の湾曲にあうくらいの低反発枕で眠ったとき、 翌朝のからだの痛みがとっても少なかったことに驚きました。 ただマットも買うとかなりしますし、 枕を調整してオーダーしようとして、3万超という値段にあきらめました。 自分のからだのために、と思おうとしたのですが、ちょっと目先のお金のために我慢・・・(涙)。 腰の悪い人は、寝相で調整している部分がかなりあるので、 逆に低反発だとどうなんでしょう?!(これはまだ体験していません) 入院中の硬いっ!と思ったベッドでは、案外腰の調子がよく、 また硬めのマットレスでは腰の痛みが軽減することを経験してしまうと、 どうも私の腰痛には硬いマットがよいみたいだし。 一方で、枕は高さのちゃんとあった低反発に勝るものは今のところないみたいです、、私には。 整形外科の医師が高さを計測して、タオル一枚の薄さを調整して制作する枕をいずれ作ろうと 思っていますが、それまでのあいだはテンピュール子供用でいこう。。。 ともあれ、自分のからだを守るのは自分だけですから、ちゃんとからだの声を聞いてあげましょう!♪ ストレスで疲れたからだとこころに☆マタニティも安心のトリートメントを アロマセラピー・トリートメントルーム白梅気養堂   http://kiyoudo.com

香水の香り

先日久しぶりに香水らしい香水の香りを手にする機会がありました。 アロマが好きだからといって、 合成香料の香りが嫌いなわけじゃありません。 いえ、大好きです。 とくに高級香水の香りは、とっても好きです。 天然のものももちろん含まれているのですが、合成された香料もブレンドされています。 ちょっとHPに書いた事があるのですが、高校時代から大学生の頃には 香水とそのシリーズの石鹸収集が趣味のひとつでした。 したがって。 あの「マダム」的な香りは、本当に好きです。 くさい、と言う人もいますね。 たしかにつけすぎると、むせるような濃厚な香りに「うっ」とくることもあります。 香りのつけ方を教えてもらったときには、 空気中に散布したものの下を通り抜けるとか、 そんな「かかる程度」に肌につけるのが「うっ」とこないつけ方だそうです。 それはトワレかコロンのつけ方ですが、 パルファムは液体なので、そうもいきませんね。 肘の内側やくるぶし、あまり熱のもたないところにスポット的に塗布するのは よく知られたつけ方です。 香水をかぐと、自分がなんとなく異なる空間にいる気がするから好きなんですよね。 私にとっては非日常。 日常なんだけど、その瞬間と空間が一気に変化する特別なものです。 精油は、また別。 精油は日常の重さを一瞬忘れさせてくれるものです。 深呼吸したくなる、大切な私のライフラインです。 香水も精油も私にとっては、とっても大切な香り。 気持ちがダウンしているときなどは、精油をかぐことが多いですが、 外出したくてたまらないような「陽」の気に満ちているときは、 どちらかというと香水をつけることが多いです。 からだが求めている真実!です。 ~~~*。☆~*。☆~*。~*~。 ☆トリートメントで免疫力をUPしませんか?! 10月からのスペシャルケアです。アロマの香りは心に効くだけではなく、鼻から入って、肺や全身に到達します。 aroma & natural therapy treatment room白梅気養堂 http://kiyoudo.com

においを嗅ぐくせ

友人から言われた言葉 「なんでもにおい嗅ぐわね」 これほんとです。 化粧品はとくにそうですが、それ以外にも。 空気、衣服、小物、人から漂う独特のにおい。 ただし、共通項があります。 はじめての香り、にだけです。 当たり前と言えば当たり前ですが、 とにかく初めてのもの、好きなものは何度となく香りをかいで、 自分の頭のなかにインプットするのでしょうか、 とにかく記憶するくらいかいでしまいます。 もっと犬みたいに自動的に超嗅覚で覚えていたいくらいです。 かなり原始的な人間だと、自分でも思います。 こういった指向は子供にも遺伝したらしく、 息子はまずにおいをかいで好き嫌いを判断するようです。 やはり食べ物だけでなく、洋服、洗剤、衣類、スリッパ、室内のにおい・・・ 子供には理性でなくたしかにそういう野性が残っている(?)気はします。 私はしかしながら、好きなにおい、初めてのにおいには敏感なのですが、 慣れてしまっているにおいには鈍感です。 完全に乾ききっていない服、乾ききっていない雑巾、などは近くまで行って気づくことが多かったりします(ー△ー;) このにおいに敏感なのが、相方です。 いい香りのときはスルーして、別に気にもとめませんが、 悪臭についてはかなり遠くからでもすぐに気づきます。 私はある程度の生活臭に慣れすぎてしまったためか、 実家でたくさんの動物たちを飼っていたせいか、 鈍感な気がします。 人によって本当に嗅覚の質や能力が違うのだと実感します。 ~~~*。☆~*。☆~*。~*~。☆ トリートメントで免疫力をUPしませんか?!10月からのスペシャルケアです。 アロマの香りは心に効くだけではなく、鼻から入って、肺や全身に到達します。 aroma & natural therapy treatment room 白梅気養堂 http://kiyoudo.com

免疫力アップについて

昨日ブログの内容で、外敵から守るのは免疫と書いたのですが 先ほどたまたま見たテレビ番組で同じような内容のことが言われていました。 免疫力増進について著書もある医師のアドバイスは; 免疫力アップにはまず「体温を上げる=36.8℃~」 (けっこう高いなー)              ↓ ● 体温を上げるためにはまず筋肉量を多くする、つまり筋力をつけて血流をあげる               ● 抗ストレス作用のあるGABAを含む食品、玄米、かぼちゃ、トマトなど、、を食べる ● 抗ストレスのために、脳を休める=質のよい睡眠をとる              ↓ まっくらにして眠る(電気をつけて寝ると、その明かりに脳が反応し続けて疲労してしまうのだそうです)              ↓ 抗ストレスホルモン、メラトニンの分泌を促進、(成長ホルモンなども夜分泌されますよね。) この黒丸●三つがポイントだそうですよ。 抗ストレスに関しては、これもまたアロマセラピーの得意分野です。 鎮静作用のある精油、つまり深いリラクゼーションをもたらす精油、 ラベンダー、ローズウッド、サンダルウッド、ベチバー、イランインラン、クラリセージ、カモミール、プチグレン、マジョラム、・・・ あげればきりがありません(^●^;) 筋肉に作用して運動能をサポートするマジョラム、ローズマリー、ライム、 本当に多くの精油が心身の鎮静に役立ちます。 体温を上げるサポートのひとつのツールに、アロマセラピーはマストなアイテムです♪ 今、サロンでは免疫力UPのケアを行っています。 詳しくはHPでどうぞ☆  http://kiyoudo.com/

秋には気をつけるの巻

このところ周囲で、新型インフルでない流行性のウイルスで寝込んでいたりする人がけっこういるようです。 夏場は湿度もあったし、ウイルスがはびこる状況下でもなかったからなのでしょうか。 夏にハッスルしすぎ、クーラーと外気のいったりきたりで体も意外に消耗しているから、 夏の食べ物で体を冷やしすぎた・・・・ いっきに秋になってから押し寄せている気がします。 当然ながら新型インフルもとても不安ですよね。 基礎疾患のない人までもが亡くなっているようです。 ひどくなる人と、軽症ですむ人、まったくかからない人。 こうなっては、うまくやり過ごすしかありません。 からだの防御作用を強めるしかないわけ!です。 何回かもう書いてしまっているんですが、 体に侵入しようとする外敵を倒す力に持久力をもたせることが早道だと言われいていますよね。 手洗い・うがいは最低限のこととして、以下はとても重要です。 除外すべきもの: ストレス、睡眠不足、暴飲暴食、人ごみでの長時間の滞在 必要なもの: 休息、栄養バランス、湿度、喉の保湿、内臓を温める とにかく疲れたときには充分、眠る、眠る、眠る・・・・ テストや会社は待ってくれないというかもしれませんが、 からだはたった一つです。それこそ誰も変わってくれません。 そしてそれが崩れてしまったら、治す道のりは遠いのです。 内臓を温める、ということでいうと、 やはり鍋物、温かい飲み物で潤すのがいいかも。 菊花茶、ソウハクヒ、などをブレンドしてお茶にするのもいいし、 殺菌と保湿、香りでリラックスということを考えると アロマスプレーは優等生です。 無水エタノール+精製水(25ml+50~100ml)に精油を合計20滴ほど。 (個人的にはもう少しだけ精油とアルコール濃度をあげます。殺菌用に使っているためです。 ただし、これは実際に私が合う処方ですので、濃度はあげすぎないほうがいいですヨ。) 消毒用スプレーも、消毒用エタノール:精製水=8:2で簡単に作れます。 私はこれにグリセリンと精油も混ぜます。 精油hペパーミントやユーカリ、レモンなどがさっぱりしていいと思います。 と、いうわけで。 からだのガードはからだのなかをいたわることで、養っていきましょう!

ベチバー

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ベチバー、です。 この精油は私にとってとても不思議な印象を与えます。 漢方のような、なんか苔のような、くぐもった香り。 なんで好きなんだろう?? この実物からは想像できない深い香りはいったい・・・? 初めてかいだときは、「歯医院のような香り」と感じたのですが、クローブほどではありませんでした。 好き嫌いのはっきり分かれる精油でしょう。 でもその後、関節リウマチのお客様にトリートメントで使ったところ、 その方がとてもこの香りを気に入って ブレンドされたオイルを持って帰られたことがありました。 施術後リウマチの鎮痛薬は、半分で足りたそうです。 彼女はベチバーを評して「土の香り」「小学校の木の廊下のような香り」・・・ とても的を射た表現だと思いました。 あまり施術で使うことはないのですが、ここぞというときにとても良い精油です。 数日前、久しぶりに施術で使いました。 たとえば、ストレスでがちがちになっているとき 気分が落ち着かないとき 消耗・疲弊しているのに休めないとき からだがなんとなく熱をもっている(本当に熱があるときでなく)感じのするとき 慢性的な疼痛のあるとき 一言で言うと、心身の止まり木的な精油です。 グラウンディング作用はつとに知られているのですが、 本当にベチバーはその作用と鎮静作用が強いように思います。 アルコール含有量も多いので、たしかに鎮静にはいいのでしょう。 ただ個人的には鎮静させて元気にするのではなく、 鎮静を促し、「痛みに深く浸透」する静かながらパワフルな精油だと思います。 私はこの香りをかぐと深呼吸が他の精油以上に深くなるのを実感します。 しかも、他の精油の香りにスパイシーな深みを与え、保留剤にもなる。 イネ科のこの全草をクスクスといいますが、インドなどではこれで天幕などを作っていたそうです。 こんな天幕や天蓋のあるベッドでお昼寝したら、 いい夢見られるだろうなあ・・・・・。 なんて。 精油の向こうに強い日差しの景色さえ広がります。 ベースらしい香りで、甘い香りの精油と合わせるともちろんいい香りですが、 意外なところでローズマリーなんかを加えても、個性のあるいい香りです。 いつも一緒じゃないけど、困ったときには助けてくれる親友みたいな存在、 それが私にとってのベチバーです。

鼻オイル

咳をしているときは、夜にひどくなることが多いですね。 この時期、空調で乾燥してしまうので、なおさらひどくなります。 夏場でもエアコンを使っているときには、濡れたタオルを湿度を保つためにかけておくのですが、 朝になると完全に乾いています。 室内の温度も高いのかもしれませんが、 どうもエアコンの風による乾燥のようです。 これが寝ている人の湿度まで奪っているのは言うまでもありませんよね。 鼻の粘膜、喉の粘膜を乾燥させているんです。 咳がさらにひどくなるのもうなづけます。 軽い喘息もちの我が子を診てくださっている 小児科の先生も、やはりこの乾燥のことに言及されていました。 マスクをして寝るのは最も喉や鼻を守ってくれるのでしょうが、 息苦しいし、暑い。。。 冬に鼻頭が冷たくなって眠れないこともある私ですら、 マスクを一日して眠れたことはありませんでした。 喉の乾燥は、口をあけなければなんとかなります。 でも鼻粘膜の乾燥は、避けようがない。 そこで、考えたのが、 鼻に植物油を塗ること。 さいわいアロマセラピストの私には、トリートメントルームで使う植物油がたくさんあります。 それに、精油(オレンジ、ラベンダーなど効果をあまり考えずに、「違和感のない」香り、気持ちがゆったりできる香り)をごくごく少量混ぜて、 子供の鼻腔付近に塗ってみました。 綿棒で、鼻の穴のなかも少し塗ります。 簡単ですが、 意外にも効果が大きいんです。 うちの場合は、咳が格段に減りました。 鼻が乾かないから、口を開けて呼吸しないので、喉粘膜も乾燥しない。 咳が出そうになるきっかけが減るためでしょうか。 もちろん症状にもよりますから、すべての人に万能ではないです。 でも、こんな簡単なわりにはけっこういい結果だったので、 どうぞお試しください♪

妊娠の奇跡

友人がこのたび妊娠しました。 長期間のご主人のロンドン駐在を終え、やっと横浜の自宅に戻ってきたと思ったら、 今年からまた中東に駐在になってしまったという引越しの嵐のなかでの妊娠。 彼女は10年ほど前に流産を経験してから、既往症などもあって 妊娠はあきらめていたそうです。 不妊治療などもしていなかった。 趣味のマラソンや車の運転、とにかくアクティブな女性なので、 中東にいっても他国の友人を積極的につくったり、外出したりともりだくさんの生活。 最近、体調が悪いとメールでもいっていたので心配していました。 一時帰国のときに病院で定期検査をしてもらうと聞いていたので、 電話をもらったときは帰国報告と検査結果なのかな、と思っていました。 ところが!! すでに妊娠5ヶ月!とのこと 「ほんとうに気づかなかったの!?」と聞いたところ、 生理不順がすごいので、今回のおなかのはりは既往症によるものか、筋腫かの どちらかだと思っていたそうです。 こんなことって、あるのか・・・!!? 私は「へえーーーっ??」、「えーーーっ??」とか感嘆する単語しか言えずにいて、 「ごめん、こんな言葉しか発せられなくて」と誤ったら、 「ううん、だって私本人も同じだったもの、なにがなんだかわからなかった」と彼女。 マタニティケア、不妊カウンセリングの勉強をしている私にとっては、 あらためて人間のからだの不思議と奇跡を感じます。 教会の幼稚園に通う子供は、幼稚園で教わったのでしょう、 「人間って神様がつくったんだよ」とよく言います。 恐竜が好きなので、「恐竜も神様がつくったの?」「あれも、これも神様が・・・」 うん、たぶん神様だよ。 やっぱり、神様だよ。 こんなことができるのは、やっぱり神様くらいしかいないでしょう。 どんなに医学が発達・進歩しても、こんな「ええーっっ!!??」ということをしてしまえるのは。 話をもどして、 友人が妊娠したのは神様の力があったでしょう。 そしてそれに加え、人には言えない苦しみは多々あったでしょうが、 彼女は自分のからだの不調にあまり固執することなく、 自分の置かれている状態を常にフルに楽しんでいるようでした。 力を入れすぎると、その力が逆に大きな負荷を生んでしまう話はよく耳にします。 受け入れる、自然体でいる、これがなによりいいのかもしれません。 そして、それが一番むずかしい。。

人と接すること

先日、靴を買ったときに出会った素敵な店員さん。 いろいろと見ていて「どうぞお試しくださいね」という声がかかったので、 「あ、勝手に見させてくれないかな・・・」と思ってました。 ところが、私が見たいものを何気なく「これもいいですよ」と出してくれます。 「大丈夫ですよ、そんなに出していただかなくても」と言っていても、 「履いてみないとやはりわかりませんからね」という返事。 言われてみれば当然なのですが、 もってきてくれる靴は、けっこう好みのばかり。 しかも、その靴の履き心地まで教えてくれて。 形はいいですけど、ちょっと甲のところが大きめですね、みたいな具体的なことを言ってくれました。 だんだんと私もご相談モードに。 あくまでも、適当な距離を保っていてくれました。 ただそのときは時間がなくなってしまい、名前を言って買おうとしていたものの取り置きをしてもらいました。 「やっぱり買うのおやめになろうと思ったら、お電話などいただかなくて結構ですから」 といやみのない笑顔で言ってくれました。 あくまでも買う人の負担がないように、という心遣いが感じられました。 翌日、その靴を買いに行ったら、 「わざわざいらしてくださったんですかー!」とその店員さんは驚いていました。 さんざん品物を出させておいて「やっぱり今日はやめておくわ」と買わない客に 気を悪くする店員さんもいるから、名前くらいは書いてくれたのだろう、 そう思ったのかもしれません。 結局、私は別の靴も買ってしまいました(^ロ^;) 履き心地、お客様の好み、それらをこの店員さんは瞬時に判断したのでしょうね。 そして、この人にはどう接したらいいかということを。 しかも、ただ「お似合いですよー」と勧めるだけの販売をしない。 売りたいだけの店員さん、客のほうは敏感に察知するものですよね。 服を見ていたときにいたこの手の店員さんにちょっと辟易したものです。 「これもあるんですよー」、「あれもかわいいですし」、「あれは人気があって雑誌にも載ったんです」・・・ ちょっと静かに見たいんですけど・・・。 で、ちょっと拒否モードになると、露骨に表情に出したり。 こちらも気分が悪いです。 でも靴売り場の店員さんは、違いました。 最後まで距離感を持っていてくれたんです。誠実な感じが言葉の端々でも現れていて。 接客の基本なのでしょうけど、なんだかこう

精油ブレンドの妙

三上杏平先生の精油ブレンドの講義を受けました。 香料会社に長らくいらした先生の講義は、とても具体的に香りの構築をしていく感じで、 納得!の内容でした。 よくベース、ミドル、トップとバランスよくブレンドするのがよいとされますが、 トリートメントのときなどでは使う精油は少量すぎて、ブレンドの香りにうっとり、、、ということはごくごくまれです。 もちろん香りを優先させて精油を選べば別ですが、 クライアントさんにはそれぞれ主訴があり、 それに応じたトリートメントと精油のブレンドが必要になるからです。 私自身は、とくに嫌いな香りの精油というのがあまりないこともあって、 ブレンドしたのは、それはそれでよい香りに感じてしまったり、、、。 講義では実際に症状にあわせたブレンドを個々で作成しましたが、 レシピが同じなのに、その場にいた人のブレンドと同じ香りということはなく、 皆が皆、違う個性をもった香りになりました。 ドロッパーからの滴数が正確ではなかったこともあったのでしょう、 若干ずつ微妙に量が違ったことが原因かもしれません。 でも、それがとてもおもしろかった! これこそ、香りの醍醐味ですよね。 無限大の組み合わせがあるわけですから、これを楽しまない手はありません♪ (お金も無限大ではないので、精油を買わなくてはいけないことを考えると、「バランスが必要」・・・(--;))

漢方アロマ精油

買いました。 川芨(センキュウ)の精油です。 漢方の生薬と精油の成分の違いが明確でないので、はじめ躊躇していました。 なので、これは自分の実験用として、まずは試すために買ったものです。 香りは「まさに漢方薬」のような感じで、香りじたいは強いです。 しばらくすると、カレーにも似てくる感じ。。 婦人病にかなり使われる当帰芍薬散にも入っているそうです。 私のトリートメントルームにいらしているお客様には、更年期世代の方もいらっしゃいます。 更年期に出現するさまざまなトラブルに、この川芨がどう活躍するかを考えつつ、 強い香りをどういい形へとつないでいくか・・・も試行錯誤が必要になりそうです。 ================== 期間限定のケア@ Aroma&Natural THerapy Treatment Room白梅気養堂 ● キッズ&ママのためのアロマセラピー   (ママと小学生のお子さんお二人で) ● 足・脚ケア

だから香りは・・・

先日、お客さまのリクエストで精油のブレンドをしました。 試作品を何点かつくり、そのなかから気に入ったものを選んでもらいました。 ご本人が好みのタイプの香りを知っていたので、 それをイメージして作ったものを選ぶかと思いきや、 別のものを選んでいかれました。 香りは嗜好性、イメージ性が強いものです。 香りそのものに個人がもっている「イメージ」があり、 それが嗜好を左右します。 香りをかいで、頭の中にすーっとなにかの画像・動画が流れていきますよね。 だから香りはおもしろい♪ 今日は中国薬草精油を注文しました。 クリニカルアロマセラピーを標榜している私ですが、 アロマセラピーは香りのいいものを選んでいます。 なので、今回はちょっとチャレンジャー。 精油の成分も気になるところ、自分でまずは使い方を試してみます。

防インフル!

パンデミックの脅威ほど強力なウイルスではないらしいですが、 A型インフルエンザ罹患者は確実に増えている怖い状態になってますね。 インフルエンザ、流行性のものも含めて、 東洋医学、とくに伝統中医学では、 ウイルスの力に負けないからだの強化をすることがいちばんの防御であるということ。 免疫がしっかりと作動していれば、ウイルスが入ってきたとしても排除してくれるし、 ウイルスを殺してくれる機能が働くはず。 たしかにそうですね。 近所で流行していても、かかるヒトもいればまったくかからないヒトもいるわけですから。 だからこそ! こういうときこそ! 普段の自然療法的ケアが必要なのです。 ストレスをためず、睡眠をしっかりとって、規則正しい生活を。 できないヒトのが多いと思うので、そういうときには自分にあった手軽なケアをしようではないですか。 アロマセラピーもそのひとつ。 症状が出たときに対症法としてのアロマはあまり効目がありません(^^;)。いえ、 効目がないわけではなく、マイルドな薬効なのでそれが効いたと実感できるのは ごく限られていると思います。 たとえばヘルペスとか、水虫とか、風邪の引きはじめや、咳などが少し慢性化したときなど。。。 もちろんリラクゼーションには一発で効目あり!と思ってはいます、はい。 マイルドな効目を実感するのは、ある程度規則正しい生活が基本、それにアロマセラピーを生活に取り入れたときです。 まず、気持ちが鎮静します。 すると、からだが本当に欲していることが次に出てきます。 寝たい人、からだを動かしたくなる人、外に出たくなる、逆に家でじっとしたくなる、、、など、 心の鎮静によってからだの正直な気持ちが出現するようです。 話がそれましたが、 からだは気持ちのもち方によって、元気にもなり、病気にもなります。 だからこそ、まず気持ちのバランスを取り戻し、からだも元気にすることがいちばん大切かもしれません。 アロマセラピーは、自然療法のなかでも、この分野にはとくにすぐれたケアであると思っています。 マスクが必要なこういうときこそ、ぜひセルフケア、家族のケアにアロマセラピーを取り入れてみてくださいね! ■ アロマスプレー(殺菌用)・・・無水エタノール50ml + 精製水150ml + 精油(レモン、ティトリー、クローブなど)30滴 クローブはmax5滴程度にとどめまし

からだを強くするには 2

せわしなく4月が終わってしまいました。 このところ新型ウイルスのニュースが席捲しています。 ウイルスはどんどん強くなり、追いかけるように抗ウイルス剤が開発されるイタチごっこ。 相手が強くなったら、存亡をかけてこっちも強くなる。 これを繰り返していたらどうなるんだろう・・・とちょっぴり不安です。 前にも書いたのですが、 強い薬を開発して病気と闘うことは必要なこととしても、 まずは自分のからだを強くすることが、絶対に必要なはず。 そのためにはどうしたらいいのでしょうか。 もし人が真剣に病気と対峙するなら、 人ができるだけ心身健康で過ごせる環境が必要です。 ストレスをできるだけかけない仕事・・・ きれいな空気、水、・・・ 薬やホルモン不使用の自立して育った強い食べ物・・・ こう書いていると、ちょっと虚しくなりますが。 人が生き残っていくために、今からこうした取り組みを世界中で同時進行でやっていけないかな。 もうすでに実践している人たちはいますが、 規模が小さく、お金も莫大にかかったり、手間もかかる。 それぞれのお国事情もある。 でもねー、 金融ショックで投入されたお金のちょっとでも、こういうことにお金が使えるといいなあ・・。 じゃあ、せめてからだを強くするようなことを自己実践してみる--- 無農薬、健康食品、リフレッシュといい空気を吸いに遠出、 むむむ・・・ からだを強くするには・・・・お金もかかるんですよね(汗;) マイナートラブルは、病院にいかずにもっぱら精油です、私の場合。 昔の人みたいです。

からだを強くするには

喉の弱い息子は、今年の冬は2週間とあけずに 咳・咳・咳で小児科には1ヶ月に2回は通っています。 あまりにひどくなってしまい、熱もそこそこ出たのでレントゲン検査となり。 結果、 気管支炎と判明しました。 既往症があるので、これまでの2年間に罹患したものはみな関連性があるのかもしれず、 底知れない不安を感じながらの通院だったりします。 抗生物質を3日間処方されていたのですが、顕著に効くことがなかったのは不思議でした。 その後、しばらくしてひどい咳も治まったところをみると、 ウイルスをやっつけてはくれたのかなと 思いますが、、、。 でも、本当にしょっちゅうぶり返すんですよね、咳、熱、。つまり薬と縁が切れないわけです。 抗生剤はあまりのんではこなかったものの、 実際にからだに起きたトラブルを「たたく」治療法を してきたわけです。 でもたたくだけで、この子の体のもっている免疫力や治癒力をあげているとはいえません。 まだ幼児なので精油を経口で、というわけにもいかないし、 かといって、薬を飲ませ続けるにも抵抗があります。 今回は炎症がだいぶ治まってきたころあいを見計らって、 レモン、ヘリクリサム、ユーカリラジアタ1滴ずつをタウトロッフェンのベビーオイルで希釈。1% ごほごほと湿った咳をだす胸と背中に少しだけ塗布しました。 また、マルベリーティ、キッズビタミンを飲ませていくようにしました。 痰はどんどん出て、からだにいかに炎症の不要物が溜まっていたかを思い知らされます。 このブレンドは、これまでに使ったもののなかではいちばん効目があったように感じました。 もちろん、精油だけでなく、マルベリーやビタミン、また彼が少し大きくなって力がついたこととも 関係あるかもしれません。 息子は虚弱児ではないのですが、2歳をすぎてから、本当によく風邪や熱を出すようになってしまいました。 たぶん、ウイルスの悪さに力を貸しているのが、住環境だとも思われます。 すんでいるところが大通りに面しているので、窓を開けたら黒い埃がどわーっと入り込みます。 通りと反対の部屋は、幸い公園があるので、主に換気はそちら側の窓からしか行っていませんが。。。 よく、「××だから●●という病気になってしまった」という端的な話を聞いたりしますが、 そうではないはずです。 これまでのすべての絡みが、結果としてからだの症状として出て

柑橘系の精油

今回の入院で、とくにサポートしてくれたもの。 それは柑橘系の精油たちでした。 大部屋のなかでの目立った香りはマズイ、そういうなかでの柑橘系は使い勝手がよいといえます。 緊急入院だったので、精油は最近持ち歩いていた自作の五行ブレンドのHeartしかもっていなかったのですが、 入院の前に注文しておいたものが届いたというので家族にもってきてもらったのが、柑橘系の精油たちでした。 フィトアロマ研究所  さんでは珍しい精油を売っていて、今回も何点か注文したところ、 サンプルとしてつけてくれた「クレメンタイン」精油。この入院期にとても役立ってくれました。 オレンジと蜜柑の交配種であるクレメンタイン、 香りはオレンジスイートよりもシャープ、ビターほどの青臭さはなく、 一言でいうなら甘さのある「すっきり系」。 その時点では、ベルガモット、オレンジ、ライム、レモン、プチグレンがありましたが、 なぜか私は一日ほとんど、クレメンタインを枕元に薫らせていたのです。 術後のあとは、腹腔内にガスがたまります。 それは胃にも胸にも感じられ、全身が膨満感があるような不快感がありました。 病棟内という条件、そしてこのガス(空気)には、柑橘系こそぴったりの精油。 コリアンダーやブラックペッパーは、やはり使えませんものね(-▽-;) オレンジやマンダリンほど甘くなく、 ベルガモットやプチグレンのようにスパイシーでもなく、 レモンやライムほど苦くも強くない、、、 クレメンタインはこの中間ということができるでしょうか、今回出会うことができてよかった、と思えた精油でした。 ちなみに、クレメンタインでも刺激がないと思ったときに、 これもまた手元に偶然あったユズを足してみましたが、 気分がすっきりと爽快になったのを覚えています。 でも、就寝時は・・・・ Heart オイル。 ブレンドには「心」によいと思われる精油を6-7つほど。 もちろん傷の痛みをおさえながら、 深呼吸して。 心身が弱くなっているときこそ、 精油の本当の力が発揮されます。今度も、また精油たちに大きな力をもらいました。

言葉の大切さ

突然の腹部の激痛で、婦人科での手術が必要になり、診察当日の手術となりました。 入院中にちょっと感じたことがありました。それは医療スタッフの患者への接し方です。 あまりにもクール、というかビジネスライクで、ちょっと怖い。。(苦笑) 入院している人は多かれ少なかれ、気持ちが弱っています。 そんなときに、上から目線で「してくださいねっ」、「××しないと~だから」などと言われると、げっそりします(笑) それは患者の家族に対してもそうです。 心配で不安な家族に、「こまります」、「風邪の子供は病棟にはいってほしくない」などという言い方も、 言い回しを変えるだけで、相手を不快にすることはなくなります。 スタッフ側にしてみたら、仕事をしていて、いちいち気を遣っている余裕はないのだと思いますが。れど(今回の入院中のスタッフにはそれを強く感じたので)・・・。 私はセラピストとしてお客様に接している自分と、受け手側になっている自分の両方を鑑みざるをえませんでした。 言葉ひとつで、受けて側は気分が変わってくるのです。 相手がある仕事を持っている人にはとくに、言葉がいかに大切かといこと・・・ 痛感です(^人^;)

リンパについて

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リンパとむくみについてのセミナーを受けたときに、 リンパにも自律神経があることを知りました。お恥ずかしながら・・・。 以前、セラピストになるための勉強をしていたときに教わったのとは違いました。 リンパは静脈の活動を頼りにしているため、その活動を促すには他動的に動かしてやるしかない、と。 ところが自分が動くことによって、リンパ菅も動くのだそうです。 むくみが気になるようなら、その前に「横になる」ことが良く、それによって下に向かって貯留していた体液がリンパ管に戻りやすくなるということです。 働いている間は横になることができませんので、 少しでも動かす、「歩く」ということでリンパ管が動き、むくみを予防できるのです。 ぐいぐいと強い力でもみこむ「リンパマッサージ」のようなものは当然ながら論外で、 皮下3-5mmにあるリンパ管はそっとそっとなでるようなタッチでトリートメントするのは基本です。 それに加えて、自分で「歩く」「横になる」ということが大切なんですね。 さらに、なによりここでも大切なのは・・・ 笑うこと、ストレスをためずに発散するのはリンパにとってもとてもよいことなのだそうです。 笑うと、からだの内部が動きます。つまりたくさんの呼吸が必要になり、結果、リンパ管も自律的に動くといういい循環ができてくる。 このリンパの話だけをとっても、心のあり方がからだにどれほど影響するか、 ホリスティックという観点がいかに大切なことか、 あらためて知ることとなりました。

セラピストとしてのいましめ

2月は自分が必要とする医療関連の勉強会が多かったです。 オステオパシーや不妊、むくみについてのセミナー・・・。 それぞれがとても勉強になり、自分の施術やコンサルテーションへのよい情報源となります。 ただすべての講義で感じたのは、 自分がセラピストととしてできることはなにか、を考えて、できることを行うこと。 そしてなにより セラピストは自分が「癒し手(ヒーラー)」であると、ある意味、勘違いをしてはいけない、ということ。 自然療法ですべてを片付けてしまえるのではないかという錯覚に陥りやすいのではないか、という いましめ。 現代は、医学の補完、代替として自然療法の地位があるようですが、 医学で治らないものはすべて自然療法で治せるというのもまた幻想ではないかと思います。 あやしいナチュラルセラピーが多すぎる気がします、、、(-人-;) ロバート・フルフォード博士(Doctor of Osteopathy)はオステオパシーの草分けで、権威。 すでに亡くなられて久しいですが、彼は何千時間にも及ぶ医学その他の勉強をし、 手先は10枚以上に重ねられた紙の下にある髪の毛1本を手で感じることのできるまでの鍛錬を 延々と続けた人です。 骨のすべてを知り、 「気」を感じることができるだけの知識とエネルギーをはぐくみ、 鋭敏に研ぎ澄まされた指先をもつ博士。 原因不明の疾患や痛みに苦しんで最後にたどり着いた先が、 博士のクリニック。 そこで博士は、彼のもつすべての能力をもって患者を癒すのです。 よく、癒すと私たちも使いますが、 本当につらいことを簡単に癒すことなんて、ほぼ神業です。 でも、巷に氾濫している言葉です。 しかも、「わたしたちにもそれができます」と、 勉強も経験もさほどないような人々(質問の答えや話で、間違った事実をふつうに話したりすることで、 それがわかってしまいます)が、言っています。 たいてい、お金をもうけています(笑) それを信じるか信じないかは受け手側の判断です、もちろん。 だから治ったと信じれば、それはそれでいいのです。 でも、セラピストはこれらのことにはとても慎重にならないといけませんよネ。 エネルギーは見えないもの、私たちが扱うのはこうしたものも含まれています。 だからこそ、勉強し、感覚を研ぎ澄ます必要があります。 医学的な裏づけも必要となってくるでしょう。 それらを

体外受精の事故

先のブログで書いた8人を産んだアメリカの女性。 彼女は現在生活力がないにもかかわらず、子供が欲しいという理由で、 受精卵を8つ戻して欲しいと医師に頼んだそうです。 そして、医師たちはその望みをかなえたという形で、出産を無事に終えました。 一方、今回日本で受精卵の取り違えにより、人工中絶を(ある意味)強いられた女性。 20代だというその女性の引き裂かれた心は、想像を絶します。 自分の遺伝子をもつ子供をもちたいという気持ちは誰にも抑えられません。 科学・医療はどんどん進んで、その気持ちにこたえてくれています。 でも、 医学と化学の進歩は明るさをもたらす反面、必ず、影を落とすのですね。 肉眼で見えるといっても識別はできない、これらのものをどう扱ったらいいのでしょう・・・。 必ず、「自分の卵子/精子/受精卵」と確認するてだては確立していない。 さらに凍結受精卵、凍結卵子、凍結精子、余ったそれらは誰のものなのか。 どうなってしまうのか。。。 不妊治療には個人の問題にとどまらず、 たくさんの、たくさんの考えるべきことがあります。。。。

自分のからだをわかってあげられるのは自分だけ。

寒いですね、冷え性の身には痛いほどこたえますね、、。 昨年、一昨年と家族の入院などがあってからは、冷え性の体質に戻ってしまったようです。 一時は冷え性を克服したかのように、薄着でも大丈夫だったのですが。 心はからだに従い、からだも心に従う、、、ということでしょうか。 今年はそれに加えて、 妙な倦怠感があり、「え、もう更年期?」とも思ったくらいでした。 そこで、また思い出しました。 かつてもあるサプリで改善したからです。 「ヘム鉄」葉酸入り。 私は子供の頃から、肉が嫌いで、今でも自分から肉が欲しいと思うことは年に数回あるかないか。 翌朝もたれることが多いので、夜はあまり食べないこともあり、 たぶん絶対鉄分は不足しているのです。 しかもコーヒーはブラックで毎日「飲まないと」からだがしっくりこない、、。 ヘム鉄は魚、魚介でもとれますが、やはり肉はてっとりばやい。 鉄分不足はご存知のように、倦怠感、貧血、頭痛、「疲れやすさ」などの原因になります。 酸素を運ぶヘモグロビンの原料である鉄が少ないということは、 酸素がからだに運ばれていない状態ですよね。 からだもアップアップ。それじゃ、疲れやすいわけだー。 ということで、ヘム鉄を摂りだすと、とたんに私は朝からフルパワーで動けるのです。 あと補うのは、その日の食事で足りなかったもの。 たとえば、野菜ならカロテンやV.C.、 蛋白源なら、プロテイン(スポーツ用のは、フレーバーにバリエーションがあって、おいしいんです~) 炭水化物大好きな私は、これが多いのですがV.B類。とくにB1。 とまあ、わかっているなら疲れがひどくなる前に摂れ、ってことなんだけど。 疲れが出てから、どうしようにならずにすむには、やはり日ごろのケアだとしみじみ。。。。(ー。ー;) マッサージも同様です。 腰痛もちなので、日々のセルフケアはかかせません。 このセルフケアをやり始めて間もないのですが、 かなり腰の痛みおよび周辺の部位が楽に感じます。 セルフケアについては、また今度書こうと思います。

しょうゆのにおい

最近、子供が私の頬が「しょうゆのにおい」といって、けげんな顔をしました。 私も、しょうゆのにおい、がどういう感じなのかわかるので、 どきっとしました。 くさいのか、そんなに顔がくさいのかっ・・・・(ショック!!) 料理のかおりが移ったのだと言い聞かせ(自分にも)てはいましたが、 かりにも香りに関連したお仕事をしている私が、顔がしょうゆくさくてはいけないです。 しかし、ひょんなことから、その「しょうゆ」の源がわかりました。 大好きなTautropfenのRose waterの香りでした。 ええーーっっ!? 現在、プライベートサロンでTautropfenを使っています。 個人的にも使っています。とても使用感が良いし、 オーガニックのなかでも、きびしいドイツ基準を満たした製品として 安心して使える点が気に入っています。 たしかに人工香料など入っていませんから、 いい香りとは程遠いかもしれません。 でも、しょうゆ・・・。 語彙や表現力には欠けますが、 子供の嗅覚は敏感です。 どんなに高品質なものでも、関係ありません。 私自身は香りというより、そこに含まれる成分が頭にあり、 頭でにおいを分けているので、気にならないのだと思います。 いずれ、彼も知ることでしょう。 1トンからわずか数グラムしか得られない高貴で稀少な成分の入った香りだと 知ったときに、やっと気づくのでしょう、母のつけていたのは しょうゆではなく、バラの芳香水だったのだと。(=エ=;)

8つ子誕生

アメリカでつい先日、8つ子ちゃんが誕生しましたね。 30週まで、この8人をおなかで大切に保護していたママは奇跡的だし、 誕生じたいは本当におめでたいことです。 子供たちは全員、現在のところ、問題ないと(1月29日現在)いうことです。 この誕生に関しては、現地の多数のドクターは倫理的、あるいは医療として考えても 「あってはならない」こととして捉えているようです。”bad medicine"と一蹴したドクターもいたようです。 日本の産婦人科学会でも、多胎妊娠に関してはきっちりとしたガイドラインがあり、 体外受精でも子宮に戻す受精卵は3個以内とされています。 多胎妊娠に伴うリスクは、 流産、早産、低出生体重児、未熟児、脳性麻痺などが有意に上昇すると(Seoud, 1992;Yokoyama et al...) いうデータ、そしてこれらの合併症のために周産期死亡率は6倍に達するとも報告されているのです。 (1998; Lieberman) 今回、母体の体調は良好とされ、子供たちについては、なにかからだにトラブルもしくは先天性障害が あるかどうかを見極めるにはまだ時期早尚とのこと。 なにも問題なく、すこやかに成長してほしいですね。 でもやはり。 不妊治療について勉強している身にとって、このニュースはまさに驚愕に値します。 ひとつは・・・・ 本来医師は、母体のリスクをもっと精査するはず、 胎児のリスクを考え、 出生後、すこやかに成長できるか、 その家族のQOLに思いをはせるべきではないか。両親の意思がそこまで強かったのか? という、「ありえないでしょう」という思い。 ふたつめは・・・・ 8つ子ちゃんにかなりの体重差はあるものの、みんなちゃんと誕生したこと。 ひとりをずっとおなかに入れておくことすら、本当は大変なことです。 先述しましたが、30週までママのおなかで育ったことだけでも、すごいことです。 これこそ生命の底知れぬ神秘です。 すこやかに成長してほしいと心から願います。 ☆☆。。。☆。。。☆☆☆。。。。。。。。 それにしても、8つ子ちゃん、 ミルク瓶、すくなくても20本近く必要ですね。おしめ、一回に何”箱”買うんでしょう(^ω^;)

ウインターグリーン

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冷えと、筋肉痛と、(年齢のせいか)あちこちとどこかに痛みが。 からだもなんとなくボンヤリとして目覚めていないような感じ。 ありますよね。 筋肉痛、腰痛、肩こりにはmarjoramとrosemary、LimeやLemonなどをよく使っていますが、 ちょっとどうにもならなくなると、やはり真打登場。 ウインターグリーン。 ほぼ成分がすべてエステル類というわりには、敷居がたかくてちょっと怖そうな感じで頻繁に使うことはなかったのですが。 人体で代謝されるときに気をつけなくてはいけないことがあるので、 万人向けでないことは確かです。 あの香りをかぐだけで、どこかに打撲している気持ちにさせられますけど、 湿布薬よりは当然やわらかく若干甘い香りです。 で、風邪などで咳をして胸が痛むときにもいいし。 比較的使用に注意は必要ですが、個人的にはこのオイルは手放せません。 ティートリーのような体内への菌侵入に対する万能薬だとしたら、 からだの中での抗炎症の即効性を示すウインターグリーンも同様です。

風邪をひかない・・・?

家族はけっこう長く風邪をひいており、 熱はなく元気はありますが、咳が続いています。 それなのに、私はうつっていません(今のところ) これだけ身近で長くウイルスにさらされているのに、 ひかない・・・。 自分でも不思議です。 理由はたぶん、というか、やはり精油のせいでしょう。 ふだんからルームスプレーを作り、噴霧し、さらに洗顔後とシャンプーに精油をいれ、 お客様にも精油入りのオイルで接している――。 これらに加え、このところ自分自身の最も効果的なストレスリリース法である、 ヘッドマッサージを加えているからだと信じています。 自分で行うヘッドマッサージは、やってもらうよりは気持ちよさは半減(^ロ^;)ですが、 行った後の呼吸の深さは、行う前とは比べ物になりません。 たいていはホホバかセサミオイルで行っています。 深呼吸はやはり、なにより大切。 小さいストレスを蓄積して大きなものにならないよう、こまめに解放する。 免疫の強化にもなりますよね。 風邪は外からの邪気ですが、その邪気を肺にまで行かせないよう、 水際で対処することができれば風邪はひどくはなりません。 他愛のないことでも、ヘッドマッサージみたいに好きなことをちょこちょこしていると、 風邪もひかなくなるのかも・・・。 ん?? 家族にも実践したら、治るんじゃないのか?―――本当にそうです、早くからやっていれば、 こんなに長引かなかったのかも。。今日から「自分で」やってもらうことにします(^ω^)

効きそうな香り

家族が風邪で、ダウンしています。 今年はどうも咳がかなりしつこいようですね。 からだを温めるのに、こういうときスープはかかせません。 今回は目先を変えて、薬膳風にしてみました。 朝鮮人参、棗、きくらげ、しょうが、にんにく、葱、干ししいたけ、干し貝柱を レシピもなくどばっといれてみたわけです。 なんとなく、からだによさそうなものばっかりだから、良いかと思って。 味は岩塩と、オオサワさんの無添加中華スープのもとだけ。 ひき肉にすったサトイモと卵と片栗粉を混ぜて味付けして団子にしたものを、 これまたどばっと入れてみました。 効きそうな、強いにおいを期待していたのですが、 いちばんパンチがあったのがしいたけの香り。 なんかふつうじゃないの・・・(ーωー;) 本当は朝鮮人参の香りにしたかったのですが。 食材がお互い相殺したのか、 もしくは融合して新たな香りになったのか。 ちょっとヤミナベ的で楽しみでした。 でも、ごま油で調理すると食材にかかわらず、 中華風もしくは和風な趣が出ますが、しいたけもそうですね。 調理で使うオリーブオイルやグレープシードなんかは火を使うとほぼ影もなく食材の裏に消えてしまうのに。 香りのインプットは、まったくもって生まれたときから どんどんとされているわけですね。 あ、 味はなかなか期待以上のもので、 からだもかなり温まりました。終わりよければすべてよし、、、ということにしておきます。