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Showing posts from March, 2009

柑橘系の精油

今回の入院で、とくにサポートしてくれたもの。 それは柑橘系の精油たちでした。 大部屋のなかでの目立った香りはマズイ、そういうなかでの柑橘系は使い勝手がよいといえます。 緊急入院だったので、精油は最近持ち歩いていた自作の五行ブレンドのHeartしかもっていなかったのですが、 入院の前に注文しておいたものが届いたというので家族にもってきてもらったのが、柑橘系の精油たちでした。 フィトアロマ研究所  さんでは珍しい精油を売っていて、今回も何点か注文したところ、 サンプルとしてつけてくれた「クレメンタイン」精油。この入院期にとても役立ってくれました。 オレンジと蜜柑の交配種であるクレメンタイン、 香りはオレンジスイートよりもシャープ、ビターほどの青臭さはなく、 一言でいうなら甘さのある「すっきり系」。 その時点では、ベルガモット、オレンジ、ライム、レモン、プチグレンがありましたが、 なぜか私は一日ほとんど、クレメンタインを枕元に薫らせていたのです。 術後のあとは、腹腔内にガスがたまります。 それは胃にも胸にも感じられ、全身が膨満感があるような不快感がありました。 病棟内という条件、そしてこのガス(空気)には、柑橘系こそぴったりの精油。 コリアンダーやブラックペッパーは、やはり使えませんものね(-▽-;) オレンジやマンダリンほど甘くなく、 ベルガモットやプチグレンのようにスパイシーでもなく、 レモンやライムほど苦くも強くない、、、 クレメンタインはこの中間ということができるでしょうか、今回出会うことができてよかった、と思えた精油でした。 ちなみに、クレメンタインでも刺激がないと思ったときに、 これもまた手元に偶然あったユズを足してみましたが、 気分がすっきりと爽快になったのを覚えています。 でも、就寝時は・・・・ Heart オイル。 ブレンドには「心」によいと思われる精油を6-7つほど。 もちろん傷の痛みをおさえながら、 深呼吸して。 心身が弱くなっているときこそ、 精油の本当の力が発揮されます。今度も、また精油たちに大きな力をもらいました。

言葉の大切さ

突然の腹部の激痛で、婦人科での手術が必要になり、診察当日の手術となりました。 入院中にちょっと感じたことがありました。それは医療スタッフの患者への接し方です。 あまりにもクール、というかビジネスライクで、ちょっと怖い。。(苦笑) 入院している人は多かれ少なかれ、気持ちが弱っています。 そんなときに、上から目線で「してくださいねっ」、「××しないと~だから」などと言われると、げっそりします(笑) それは患者の家族に対してもそうです。 心配で不安な家族に、「こまります」、「風邪の子供は病棟にはいってほしくない」などという言い方も、 言い回しを変えるだけで、相手を不快にすることはなくなります。 スタッフ側にしてみたら、仕事をしていて、いちいち気を遣っている余裕はないのだと思いますが。れど(今回の入院中のスタッフにはそれを強く感じたので)・・・。 私はセラピストとしてお客様に接している自分と、受け手側になっている自分の両方を鑑みざるをえませんでした。 言葉ひとつで、受けて側は気分が変わってくるのです。 相手がある仕事を持っている人にはとくに、言葉がいかに大切かといこと・・・ 痛感です(^人^;)

リンパについて

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リンパとむくみについてのセミナーを受けたときに、 リンパにも自律神経があることを知りました。お恥ずかしながら・・・。 以前、セラピストになるための勉強をしていたときに教わったのとは違いました。 リンパは静脈の活動を頼りにしているため、その活動を促すには他動的に動かしてやるしかない、と。 ところが自分が動くことによって、リンパ菅も動くのだそうです。 むくみが気になるようなら、その前に「横になる」ことが良く、それによって下に向かって貯留していた体液がリンパ管に戻りやすくなるということです。 働いている間は横になることができませんので、 少しでも動かす、「歩く」ということでリンパ管が動き、むくみを予防できるのです。 ぐいぐいと強い力でもみこむ「リンパマッサージ」のようなものは当然ながら論外で、 皮下3-5mmにあるリンパ管はそっとそっとなでるようなタッチでトリートメントするのは基本です。 それに加えて、自分で「歩く」「横になる」ということが大切なんですね。 さらに、なによりここでも大切なのは・・・ 笑うこと、ストレスをためずに発散するのはリンパにとってもとてもよいことなのだそうです。 笑うと、からだの内部が動きます。つまりたくさんの呼吸が必要になり、結果、リンパ管も自律的に動くといういい循環ができてくる。 このリンパの話だけをとっても、心のあり方がからだにどれほど影響するか、 ホリスティックという観点がいかに大切なことか、 あらためて知ることとなりました。