柑橘系の精油
今回の入院で、とくにサポートしてくれたもの。 それは柑橘系の精油たちでした。 大部屋のなかでの目立った香りはマズイ、そういうなかでの柑橘系は使い勝手がよいといえます。 緊急入院だったので、精油は最近持ち歩いていた自作の五行ブレンドのHeartしかもっていなかったのですが、 入院の前に注文しておいたものが届いたというので家族にもってきてもらったのが、柑橘系の精油たちでした。 フィトアロマ研究所 さんでは珍しい精油を売っていて、今回も何点か注文したところ、 サンプルとしてつけてくれた「クレメンタイン」精油。この入院期にとても役立ってくれました。 オレンジと蜜柑の交配種であるクレメンタイン、 香りはオレンジスイートよりもシャープ、ビターほどの青臭さはなく、 一言でいうなら甘さのある「すっきり系」。 その時点では、ベルガモット、オレンジ、ライム、レモン、プチグレンがありましたが、 なぜか私は一日ほとんど、クレメンタインを枕元に薫らせていたのです。 術後のあとは、腹腔内にガスがたまります。 それは胃にも胸にも感じられ、全身が膨満感があるような不快感がありました。 病棟内という条件、そしてこのガス(空気)には、柑橘系こそぴったりの精油。 コリアンダーやブラックペッパーは、やはり使えませんものね(-▽-;) オレンジやマンダリンほど甘くなく、 ベルガモットやプチグレンのようにスパイシーでもなく、 レモンやライムほど苦くも強くない、、、 クレメンタインはこの中間ということができるでしょうか、今回出会うことができてよかった、と思えた精油でした。 ちなみに、クレメンタインでも刺激がないと思ったときに、 これもまた手元に偶然あったユズを足してみましたが、 気分がすっきりと爽快になったのを覚えています。 でも、就寝時は・・・・ Heart オイル。 ブレンドには「心」によいと思われる精油を6-7つほど。 もちろん傷の痛みをおさえながら、 深呼吸して。 心身が弱くなっているときこそ、 精油の本当の力が発揮されます。今度も、また精油たちに大きな力をもらいました。