Friday, December 15, 2006

好きになりすぎて

(Origanum majorana)


毎日、精油を使っていると、突然ふしぎなことが起こります。

マジョラムが好きで、とにかくなにかしら香りをかいでいた私でしたが、
最近とんとだめ。

くさい、とさえ思う日もあります。
酸化するにはまだ早いし、マジョラムがとてもとても好きなときは甘い香りしか感じなかったのに、今はにがいと感じます。

しかも、なぜか唐突に香りの変化を覚えました。

なんで??

これ以前にはローズウッド、イランイラン、ベルガモット、ゼラニウムが同じ目に。

入浴でも芳香浴でも鼻浴(鼻にこすりつけちゃうので)でも、ずっと使い続けてそのたびに新鮮なリラックス感を与えてくれたローズウッドが、今はボックスの片隅にひっそり。

マジョラムはかなり使い勝手のよい精油で、
精神の鎮静、
不安、悲しみ、寂しさから救い、あたたかくつつむ
局部的な冷えや肩こりなどを改善し、
筋肉痛や関節痛などにとても有効
血液循環を促して、加温作用がある
制淫作用もある

今これを必要としてないから??

変わって現在好きなのは、フェンネルやアニス、ベチバー

ベチバーなんかは一番苦手な香りだったにも関わらず、このごろその香りでとても落ち着いたりする。

いい香りとはまた別の、記憶やその精油がもつ「雰囲気」に惹かれているみたい。


香りはやはり脳に結びついているだけあって、かなり「頭」で処理されているのだなぁと痛感します。

それにしてもマジョラム、、、新しいオーガニックを買ったのに、もしかして劣化した?

あの甘い、すっきりとした香りがいまやそうは感じないっていうのは、かぎすぎて鼻がおばかになってしまったのかしら。
好きでたまらなくて香りづけになっていたら、ある日突然鼻があきてしまった、、、そういうことなのでしょうか?

そう考えると、突然のようにベチバーを好きになったのも、また同じ意味合いがあるのかな。

これって、恋愛にももしかしてあてはまる?

Sunday, December 10, 2006

ため息つこう


■すってー、はいてー.はいてー
....Let go of your stress! (by breezing out)

意外にできていないものなんだと気づかされたのは、レイキのレクチャー&セッションのときでした。


ヒーラーいわく、自分もセラピストとしての経験が長いし、人に深呼吸の大切さを言ってきた手前、バリで自分がトリートメントを受けた際に現地のセラピストから

「あなたの呼吸は浅い」といわれてショックを受けたそうです。
そのときに言われたのは、吸う呼吸のほうでなく、吐く呼吸が浅いということだったらしいです。

たしかに意識して深呼吸すると、吸気に気をとられがちだけど、
実は肺のCO2だらけの不要な空気を外に出さないといけないんですよねー。

深呼吸をしてみると、吐くときの自分によりリラックス感を覚えたりするし。

体中に酸素を送って、新鮮な血液がからだをめぐることをイメージしたら、
かなり呼吸の大事さがわかってくるというもの。

深呼吸、とかくと確かにラジヲ体操のときに行う、半強制的な呼吸みたいだけれど、
「深い呼吸」とすると本来の意味になってきますね。
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「ため息は幸せが逃げる」っていうでしょう?
でもため息は大切な作用があるんですよね。

ストレスを息と一緒に外に出している。

安堵のため息、感嘆のため息を除いて、たいていため息って、とどこおっていた思いがふーっと息となって出てくるものですようね。

人前で何度もするのはいかがなものかと思うし、
ため息をつかれると、こっちのテンションもがくっと下がることは間違いないです。

でも!

落ち着きたいとき、リセットしたいとき、そしてグラウンディングしたいとき、

眠っているときにように深い深い呼吸をしてみると自分が今どんな状況におかれているのか、フォーカスできる気がします。

深い呼吸によい精油については、人それぞれだと思います。
呼吸器系によいものも当然あるだろうし、鎮静効果の高いものもよいでしょう。瞑想に使われるような精油は、深い呼吸にはもってこいだとも思います。


でも一番いいのは、自分がいちばん好きな精油。
これはつまり、一番リラックスできるから、頭を真っ白にしやすいともいえます。

だから何も考えず、いい香りだけを深く吸い込んで、気持ちがよくなったらすーっとめぐってきた空気を吐く。
とってもナチュラルで、肩に力の入らない深い呼吸ができます。

東洋医学で空気には人が生活を営む大切な「栄養」みたいな存在として捕らえているのもまさに真なり、です。

私は昨日異様にいらいらしてしまい、眠いのに寝られませんでした。
そんなときは決まって呼吸は浅く、浅いどころか呼吸をしばらくしてなかったりもします。

まんじりともせずPCをいじっていると、手がマンダリンに伸びていました。

これまでの2ヶ月、体液バランス、身体防御的、強壮などの作用の強い精油を好んでずっと原液で使用してきた私には転換期なのかもしれません。

また新たな局面を迎えたようです。
年末だから気ぜわしいということもあるんでしょうね。

甘いけれど、花じゃない系の香り。
でも強いシトラス系でもあまいグリーン系でもない香り。

オレンジでなくマンダリンだったことに、なにかを感じましたが、マンダリンをほーっとかいでいるうちに、すっかり眠くなってきました。

香りをかいでいるうちに、自分の呼吸がとてもゆっくり、深くなっていくのも感じました。
朝の目覚めもよかったです。

ちなみにマンダリンはたとえばターミナルケアの患者さんがよく選ぶ精油だそうです。
精神的にほんのりとした幸福感をもたらしてくれる香りですよね。

う。・・・PMSの時期もそろそろ、つまりマンダリンはそれを教えてくれたのかも。
だとすると、またサイプレスの登場かなあ。

オラクルカードのように、精油カードなんてないかな。
使えそうなのに。。。。

Wednesday, December 6, 2006

要モイスチャー

この時季はとくに蒸しタオルを使います。
そのときには、たいてい以下の精油をブレンドします。

             ラベンダーとサンダルウッド


(Lavendula angustifolia & (Santalum album)

これに以下の精油をブレンド。

レモン、オレンジまたはベルガモットなどの柑橘系







(Citrus bergamia) (Melaleuca altenifolia)

サイプレスパイン、もしくはティートリーユーカリなどのウッディ系グリーン系

ラベンダー、サンダルウッドに加えて柑橘系とウッディ系のブレンドを、数滴ずつ洗面器にたらして少量の熱湯を注ぎ、それにタオルを浸します。

ラベンダーとサンダルウッドは、抗菌と鎮静、それに咳にもよくて香りもやさしい。

オレンジなどの柑橘系は殺菌力があるのに、なつかしくておいしそうないい香り。

サイプレスやパイン、ユーカリ、ティートリーは当然のことながらウイルスや細菌とも闘ってくれて、

なおかつさっぱりしたいい香り。

で、この3種の組み合わせは、現在最も使っています。

蒸しタオル・・・これはかなり使えますよね。上の精油を使います。タオルに水分が全部吸収されて、水滴があまらないようにし、
それをビニール袋に入れて電子レンジで1分間

ビニール袋から取り出すときは必ず湿度が必要な部屋でやるのがよいです。
芳香と蒸気が瞬時に広がって、けっこうな水分が部屋に拡散します。

タオルが小さくないほうがもちろん効果は大きいです。
その分、芳香も蒸気も長めに持続しますからね。

だから、加湿器いらず。
暖房の部屋でもたまに換気は必要だけど、これでぐっすり乾燥して喉がくっつくような不快感もありません。

電気代もなし。

温湿布としてこりの生じたところに5分くらい乗せておくだけでも効きます。
(ユタポ●というすぐれものもありますが、私はもちろん精油を使いたいので、これは単に温めるときだけに使いますね)

皮膚科で処方されたビタミン剤以外、顔になにかをつけないでくださいといわれている私ですが、

この蒸しタオルをかけているから、化粧水すらつけていなくても大丈夫。

芳香もあるし、精油のいいところを呼吸と肌で感じているこの頃...。

Wednesday, November 29, 2006

フトモモ科の面々



■ 鼻がつかれている・・・


鼻がつかれてしまったら、ちょっとやばいです。
仕事の手段でもあるわけで、常に使い続けなくてはならない大切な道具でもあります。

しかし、冬の乾燥と忙しさから、鼻が疲れてくることがあります。


私の場合など5年ほど前までは鼻がつめたくなりすぎて眠れなくなることがもありました。
布団を鼻までかぶって苦しくなりながら寝たものでした。
(アロマセラピーを本格的にはじめてからは、格段に減ったんですよね、コレガ!)

鼻といっても、器官そのものと嗅覚の両方のことを言っているのですが、 嗅覚の場合は、つかれやすい器官なので使い続けているとだんだんと鈍感になったり、閾値が低くなってきたりして感覚受容がうまく機能しなくなることもあると言われています。

たしかに鼻は商売道具としてたくさん使っていますが。。。

鼻は東洋医学では肺に通じ「天空の気」を吸い込み、それを「天の気」として生成してからだ全身にぶ役目をする大切な器官です。

「肺は鼻に開孔すと、東洋医学の古典では説明されているんですね。

だから肺に異常があると、鼻に症状となって出てくることもあるそうです。

鼻づまり、嗅覚の異変。
あなどれない。

嗅覚といったら、脳に直接むすびつく感覚器ですから、そこらへんも関係してきて、けっこうやっかいです。

なので。
鼻⇒肺という東洋医学的なみたてで、肺の強化をしてみようっ!っと。
肺はまったく問題ない私ですが、この鼻の不調をほおっておくこともできないし。

呼吸器によいとされる精油は、フトモモ科、ヒノキ科、マツ科などけっこうたくさんありますが、
いずれもがすっきりとした香りのもので、なるほどあの香りは肺にまっすぐ到達してきいてくれそうな感じがありますねぇ。

呼吸器系というと、気管支炎、 気管支喘息、喘息、カタル症状、慢性の咳、その他たくさんの症状があります。たんなる器官の症状としてとらえるのでなく、呼吸器全体の症状としてとらえようとするのが、Juneの考え方です。

今回のハナも同じ。

で。このたびはフトモモでチャレンジしてみることにしました。

ユーカリ、ティトリー、カユプテ、クローブ、など独特な強い芳香があります。
これらをすべてブレンドしてみます。ただ、香りや安全性からいうと、ティートリーが多めになるのは否めませんが。
ブレンドしました。

香り、微妙です。いつもの香りといえば、いつもの香りです。

ただ、強いです。

ティートリーを全体の50%であとはクローブを10%、残りをカユプテとユーカリ(グロブルス)、そしてキンジテ、ユーカリレモンでブレンドして使ってみました。 これらを吸入、入浴時に天日塩にまぜて使用します。

はたして鼻のつかれに、どれだけ作用するか・・・・。
肺(呼吸器)の強壮⇒鼻の元気!にどう反応するか・・・。

結果はまた後日、ただいま臨床中!

PS

グアバ、フトモモだったんですね、知らなかった。。。ジュースうまいじゃないすか・・・!フトモモのくせに。

Monday, November 20, 2006

メリッサ、きみは…

■ 高嶺の花
(Melissa officinalis)

ローズ
ジャスミン
ネロリ

メジャーなところでいうと高価な精油はすぐに上の三つが浮かぶのですが、
メリッサはさらに高価

オーガニックの精油なんかだと一滴0.05ml、400円くらいになります。

香りの美しい上記三点の精油に比べたら、いかにもハーブ的で香りから言ったら地味です。(好きな香りですが)

なんでーー!?
なぜメリッサがかように高価な精油であるか。

それはもちろん絶対量が少ないからですね。
精油成分になる量が少ないのですね。
それはごもっともですが、


古くからその効能を謳われ、万能油としての誉れ高きメリッサであるならば、
もう少し万人に手が届くところまで降りてきてくれてもいいようなもの。

だって、ですよ、香りは繊細さのあるレモングラスって感じではないですか。
ちょっと甘いレモンって感じじゃないですか!?

かのパラケルススも「生命のエリキシル」と呼んで炭酸カリウムと合わせて「プリムム・エンス・メリッサエ」として知られる合剤を作ったそうですね。しかも13世紀、グラモーガン公という人が、メリッサをハーブティとして飲用していて108歳まで生きたという逸話があったりします。

その後も、医療のなかで活躍してきたメリッサ、
知られている効果としては、神経や精神的な乱れ、消化器系の不調や、気管支炎などの呼吸器系のトラブルにもとてもよいというすぐれものです。

現代においてもとくに精神科領域において実際に臨床で効果が出ているとのこと。

使いたいよ~メリッサ!

個人用の1、2mlサイズをもつのが精一杯。
精油は酸化させたら終わりですからね。。。そんなにもたないし。

クライアントに使いたい!
とても使いたいんですよね。

最近、うつまでではないけれど、ふさぎこんでしまう、
疲れきって誰とも話したくない、動きたくない、みたいなプチうつはとても多いです。
もちろん、そういう場合に有効な精油はいくらでもあります。

でも、メリッサを!使いたいの。喘息にもいいし、月経周期正常化や妊娠を促進したり、女性にうれしい効果がたくさんあるといわれているんです。

使えないから、よけいに使ってみたくなるのが人情というもの。

ただ、この精油を使ったからといって、料金を上げられるわけではないし、
ナチュラルメディスンとしては、やはり作用はおだやかなわけで、目に見える効能を標榜するのもむずかしい。。。。とほほ。

=============
地中海原産ですが、今はいろいろな地域で栽培されています。
栽培条件としては、肥沃な土と、多めの水が必要、ハーブ自体には耐寒性がある----
って、どこでも栽培できそうじゃなーーい?

精油成分が少ないなら、ばんばん栽培して、ちょっとでも単価下げてくれないかなあ。
どんどん、メリッサの臨床レポートが出されて、精油会社も製薬会社やその他の機関も協力して栽培農家を増やしてはもらないですかね。。。

ああ、高値の花(葉)。。。。

はからずも



■ PMSがなかった今月・・・

この1ヶ月というもの、お仕事以外で毎日強力に香りづけの日々を送ってきたのですが、
気づいてみるといつも恐怖のPMS症状が出ていませんでした...!

毎回、頭痛と腰痛、全身の熱感が生理前2週間継続してうんざりしています。

プロゲステロンは生理前1週間がもっとも分泌が多いので、ここでPMSのピークが来て終わってくれてもよさそうなもの、、、、と思うのですが。

プロゲステロンの分泌が、からだに水分を溜め込ませたり、その他もろもろの倦怠症状、あるときには深刻なPMS症状の原因のひとつだといわれています。

そんなPMS症状で、もっともひどいのが、イライラ!

なにしろ私、イライラするんです。

疲れやすくなっているので、ちょっとしたことで地雷発火になって、自分でもいやになっちゃう。
だるさは身体症状としてどうにか対症するにしても、このイライラだけはどうしようもない。

ところが、この1ヶ月の乱暴な?使い方のせいか、まったく感じずに過ぎ去りました。

一般的にPMSによいとされるのは、ご存知女性ホルモン様作用のある精油--- ゼラニウム、ローズ、クラリセージがよく知られています。

ブログ開始以来、風邪と倦怠感退治、覚醒のために使用する精油できていますが、そのなかでもサイプレスはかなりよいききめを発揮してくれていました。

しかし、PMSにも サイプレスはよい!のでした。

更年期、月経不順など、女性ホルモン・月経に関連する不調、にサイプレスはその威力を発揮するのです。
殺菌、収斂、 利尿や充血除去、また強壮作用のすぐれた精油としてとくにすぐれているサイプレスですが、交感神経のバランスをとる作用、女性生殖系のバランスをとる作用にもすぐれているんです。

つまり、私はこの作用によって、イライラが激減していたわけでした。
驚くくらいに心おだやか~な日々。というか、無意味にイライラするPMS症状は出ませんでした。

イライラには自覚があって、自己嫌悪がおまけでついてきます。今回、イライラがなかったことでおまけもなくてすみました。

からだの不調は、風邪と一緒になってしまったので感じなかったのかもしれないのですが、
この風邪や倦怠症状にもサイプレスやタイムがきいてくれたのは、すでに書き込みました。

Cupressus sempervirens (サイプレス)のsempervirensは「永遠に生きる」の意。
崇拝の対象にもなるくらい、朽ちない強い木の凝縮した命をまとっているのだと思うと、単純な私はそれだけでからだが強壮されているような気持ちになります。
<古代から植物の力を利用してきただけに、精油には植物にまつわる伝説や魔力のような力についての逸話など枚挙に暇がありませんね。>


モノテルペンが70-80%も含まれているので、刺激や強壮作用にすぐれているのは言うまでもないのですが、オレンジスイートやその他の柑橘系オイルに若干組成が似ています。もちろんオレンジなどはモノテルペンがさらに10%ほど多いので効果は違うのですが、その他の成分の組み合わせがちょっと似ています。(とくにオレンジ

オレンジや柑橘系の香りは神経内科などでも使われているところがあるくらい、鎮静効果が高いわけで、サイプレスにも主成分の組み合わせが似ているから、ひょっとすると鎮静効果も思っている以上にあるのではないかと実感した私です。

ま、ようは私がサイプレス好きということが大きいのかもしれませんが。。。

どの精油にどれだけの成分がかくれているか、知られていない部分まだたくさんありますし、
どの精油のどの成分がなにに効果があった、などどひとくくりにできない複雑さが精油にはあります。

植物ってなんてポテンシャルが高い!のでしょうか。

商売にはなかなかならないのが現状らしいですが、もっともっと大手の製薬会社や研究室が精油の研究を進めてほしいし、これがからだのもつ力の助けになってくれるように精油、古今東西ハーブなども一般の人が使えるように啓蒙してほしいな。って思います。

Wednesday, November 15, 2006

高頻度使用!

 先月から今月にかけてやたらと使っているオイル

寒くなりましたねでも気候は不安定で、けっこう暖かかったかと思えば、この時期らしく寒く感じることもよくあります。そのせいで、周囲の人に感冒症が多くなりました。

夏の疲れは秋に出るといいますが、秋にも天候不順だったり急な乾燥のせいで、夏の疲れがさらに悪化してしまうこともあります。

まさに私はそういう状態だったのでした。。。

ただ、炎症や発熱といった目に見えるからだの浄化はなく、常にからだに熱がこもっているーーあるいはくすぶっているみたいないやーなだるさがありました。

私の場合、
体調が悪くなると、これまで甘く感じていた香りが苦く感じられ
逆に苦味を感じてリラックスしたいときには使用しなかったものがとてもよい香りに感じてしまいます。

アンジュエリカ(甘い香りですが、強すぎのように感じていました)
フェンネル
パイン
ミルラ
ジンジャー
キャロットシード
ゼラニウム(10年前に毎日使っていたのですが、数年前からなぜか甘すぎるように感じててあまり使っていませんでした)

自分の勉強用やお客様からあまりリクエストのかかることがないだろうつんとした香りや「くさっ!」と思っていた精油が、やたらとからだに反応し、中毒のようにかぎ続けてしまったりします。

タイムチモールのあのにおいはどうしようかと思いましたが、あらら、簡単。第一印象で決めちゃいけないですね。未熟ですいません。。。
ローズマリーとグレープフルーツでわりにすっきりといい香りに変貌してくれました。で、トリートメント。

効いた~!! 鼻がすっきりとおるし、頭痛が消えたし。

ただし。
からだは汗をかくくらいに温かくしておく必要があります。
からだを温めることで精油はもっとからだに吸収されやすくなりますし、それは鼻からも同様です。
鼻に寒さを感じる人はいます、私もそうですが。




東洋医学だと鼻は肺に通じるのですが、天の気を循環させる入口が鼻や喉なので、
鼻はけっこうキーポイント!です。気が弱っているとなんでも温度は低くなるし、それによって邪気をからだに入れてしまうことになりますから。

そして経絡。
からだのどこに不調があるのかは、自分が無意識に触っていることろが多いですね。
これは前のブログに書いたことですが、からだが欲しているんだと思い、そこを指圧かボールペンの先で刺激します。

頚椎がちょっと悪い私は、まず肩井(肩の僧帽筋の中央あたり)をごりごりと指で大きく押しもみ。
それから天宗(肩甲骨の真ん中)を指先で(指しか届かないので。。。)やや小さく強めに刺激します。

呼吸も大切ですから、ゆっくりと呼吸に合わせて指圧。
あとはからだをストレッチするのも、滞った血流が流れていくような感じがして気持ちがいいですね。
ただ体調が悪いと、どうしてもストレッチしたくなくなります。リンパ節が痛かったり、筋肉がなんらかの症状・原因によって弛緩しづらくなっているのかもしれません。

ストレッチができないくらいからだがしんどいときは、やはり精油だのみです。
この時期は体力低下にウイルスが飛びついてくるので、ルームスプレーは必需品です。

好きな精油でいいんです、精油には強弱の差こそあれ、殺菌作用はあります。

私は、絶対に入れるのがティートリーとレモン
殺菌、殺菌。
あとはそのときの体調と相談です。今はサイプレスと、ユーカリプタス(グロブルス)で喉へのこれ以上の細菌ウイルス侵入を防ごうとしています。(部屋にタイムチモール、、、そればかりは、、、どうも。でも効きますよ)

何度か書いていますが、私は溶媒なしに直接精油を肌につけたりします。
ただし、それは小さな範囲。顔の一部、脚の一部、腹部の一部、鼻腔の粘膜だったり。(粘膜はよくないんだけどーー、どんなこといっても。弱いですからね、、。)
長期的につけていたり、大量をつけるのは皮膚刺激ばかりか神経毒性もあったりするので、
当然避けますが、

確かに私の場合、ぴりぴりした皮膚刺激を除けば、ダイレクトな効果はあるように思います。

でもこれって、リラックスしたい場合じゃないからーー!
風邪とか早く治したいものだったりの場合だからーー!
病院に行くほどでもないけど、、、って場合のことだからーー!

なのでよろしくです。



Sunday, November 12, 2006

からだの要求



Myrrha (Commiphora myrrha/molmol) & Ginger (Gingiber officinale)

■ 香り、ツボ

よくよく感じるのは、生物のからだってよくできているなと。
人間を例にとっても、ふつうに生きているだけでどれだけの細胞が日々物質を生成し合成し、
からだのなかで作用してることか。

えらい、えらい、休みもせずにいつも動いてくれる。。。

だから私が、無意識に手の合谷のツボや、足の三里、頭の百会、目の太陽をいじっていたり
もんでいたりしたら、そこに体の調子の悪いところをケアしてというサインなのだと自身で納得します。

私はツボだけでなくてさらに、リンパ節も同時にさわっていたりするんですよね。
とくに腋のところと、前腕から肘にかけて。
これもこのあたりにリンパ液が停滞しているから、ちょっと刺激して流せ、ってからだが言っているんです。リンパは血管じゃないから、それ自体で収縮して液を動かすことができないものね。

香りについても、同様です。
そのときどきの体調と精神状態によって、何日も何日も同じ精油を使い続けたりします。
最近だと、サイプレス。
忙中、なんとか覚醒していないといけない、
でも体の免疫力があきらかに低下していて、鼻がむずむずしているような体調には特にばっちりです。
効能が症状によいというより、
その香りをどうしてもかぎたくなるわけです。

なので、このところはサイプレスブレンドばかり。レモン、フェンネル、フランキンセンス、ユーカリグロブルス;レモンジンジャーやパインも使用頻度はかなり高いです。

身に若干余裕があるとき、私はどちらかというとフローラル系で心の鎮静をはかります。ネロリ、ローズはもとより、甘めの香りがよくききます。落ち着きます。

しかしこのところ体に余裕がなく、上記のようなブレンドをするわけです。

からだが求めているのかな。でもそれはマッサージや香りにとどまらないですよね。大学研究室にいる知人や教授なんかは、そりゃもうしょっちゅう甘いものを食べてました。

細いからだに似合わず、なぜかばりばりお菓子を食べています。とくに研究論文締切り間近とか、研究で連日とまりとかになればなるほど、甘いものばかり。

からだが甘いものを要求しているんですよね。甘いものが疲れをとるとかといいますし、カカオには鎮痛さようだかがあると聞きました。人間の脳の唯一の栄養源はたしかにブドウ糖、つまりその状況下では甘いものは自然の摂理的に欲しくなるんでしょう、、、。

よくできてるなあ。。。。

今日の思いつきブレンドは、ジンジャーとミルラ。

体を温め、消化器系にとくによいとされるジンジャー、そして殺菌作用が強く体の停滞した液、粘液、の排泄を促してくれるミルラ。

タイムチモールでウイルスにカウンターパンチをくらわせてやりましたが、そうそう簡単に効くものでもありません。ここでさらにジンジャーとミルラを加えて、症状の緩和をしてみます。

ジンジャーとミルラ、トップノートは洞窟系のにおい。ただ、時間がたつとほんのり甘くなってきて、ちょっとした香水のベースにも使えるのではとか、勝手に思ってみたりして。

たとえば胃が「今日ちょっと疲れてるから、脂っこいものさけて」とか、喉が「溶連菌入ってきたから、体温めて早く寝て」とか言うわけじゃないから、自分自身がからだの出しているサインを読み取ってあげないといけないですよね。

からだは「なんとなくあれがほしい」くらいの微妙なレベルでしかサインを出したりしないから。。。。

Thursday, November 9, 2006

このにおいって




Thymus thymol

(タイム・チモール)

■ 今日のチャレンジタイムチモール・・・そしてレモン

こんなにおいがアロマセラピーのトリートメントで出てきたら、帰ります。

っていうくらい、強烈なにおいですねえ。しかもクローブみたいに、薬効成分がありそうなにおいなら、ちょっとは我慢もできそうだけど、このチモールは...。かわいい花を咲かせているのにね。

ケモタイプでもその他のリナロール、ゲラニオール、はもっとすっきりした甘みのある香りです。使い勝手もいいです、とくに風邪など気管支、呼吸器などの不快症状には。

筋肉痛にも、よく使われます。もっとも私はマジョラムかローズマリーのほうが使用頻度が高いのですが。

チモールタイプ初めてかいだときは、生臭い人間の体液みたいな感じを受けて、それ以来もうだめです。生臭い、っていうインプットがとれません。我ながらちっちゃいです。

ただそうとばかりも言っていられないので、強力といわれる殺菌力を試しました。

ちょうど昨夜から鼻風邪らしく、くしゃみも鼻の奥もうずうずしています。

つけました。

くっさーー。くさっ。

セラピストがこんなこといってちゃいかんとは思いますが、くさいものはくさい。

私が自分で使う場合、緊急の手当てのときにはキャリアオイルにまぜません。

直、です。今回は綿棒にわずかに精油をつけて、鼻の粘膜に。(これはやってはいけない見本みたいなものです。もしおやりになるのであれば、自己責任ですーっ)

強烈でした。ほどなく、たぶん鼻の一時的な嗅覚ショーックによるものか、くしゃみも鼻水も止まってしまいました。うう、根本的にはどうなのだろう。

本来、チモールタイプはフェノール、フェノールエーテルばかりでなくアルコールやモノテルペンも含まれているので、クローブほどの神経毒性はないはずです。タイム全般では呼吸器系、血液循環をよくして心身の傷を治し、出産時に使えば分娩を促すというすぐれものです。

結局、このにおいにはちょっとギブアップをしてしまい、レモンを足しました。

こまったときのレモンだのみ。私は苦手な精油の「におい消し」に、レモンやグレープフルーツ、サイプレスを使います。。。一番使うのはしかしユーカリレモンでして。

今回はユーカリのにおいもタイムチモールにバッティング(本当は香りの相性はいいのですが)する感じがしてレモン単品にしました。タイムチモールとレモン、、、殺菌効果ばっちり。

ほっ。レモンの香りに救われる。

すでに書きましたがトリートメントではあまり使いません。ですから吸入、芳香浴によって風邪やその他月経関連の不快(少量月経の方)や消化器系、泌尿器系の殺菌用として使うのがいいと思います。部屋の雑菌も消毒してくれるので、便利です。においが気にならなければ。

でもなんだかタイムチモールに打ち勝ちたい、、、あのにおいをいい香りとしてブレンドしたい。

・・・ただいま、かんがえちゅう。。。。

Sunday, November 5, 2006

クローブおそるべし







Eugenia caryophyllata
(クローブ)

今日の必須!オイル --出始めの吹き出物!

朝起きたら、痛いんですよ。

ぼてっとあごのところに大きなはれ物がでてきてしまいました。

いつもなら、ティートリーやラベンダー原液などを塗ったりして(*原液で肌に直接つけることはけっしておすすめしませんが、私個人にはききめがあるのです)治ってしまいます。ちなみにティートリーもクローブと同じフトモモ科の所属ですが。

でも、今回のはどうも様子が違う。
ちょっと大きいし、はれもかたくて痛みもある。。。。

そこで、今回はクローブを使ってみることにしました。

歯科嫌いの私(ここに行くのが好きな人もいないでしょうが)には、あの「まさに歯医者さんのにおい」であるクローブにはなんとなく抵抗があります。実際、中国でも歯痛止めとしてクローブを噛んだそうです。
で。アロマセラピーのトリートメントで使用することもほとんどありません。
よっぽど効き目先行でいくか、クローブ自体のにおいが好きで芳香浴する、あるいは、
日本では行われていませんが、内服が許されている国で処方された---以外に実際、あまり使いません。

あのにおいはかなり強烈ですから。

でもその分、殺菌作用が強い感じがしませんか?

レモンやオレンジには相性がいい香りといわれていますが、今回はあえてブレンドを試みずに単品でいくことにしました。逆に 殺菌作用とあのにおいを強く感じてみようと思いついたのでした。
(*今回もまた原液を綿棒にて塗りました。個人差があるので、ほんとうはやめたほうがいいと思います・・・

結果から言うと、、、やはり効きました。即効です!

効果てきめんで驚いています。
朝痛かったしはれもあったのに、昼すぎにはまったく感じなくなっていました。
私の場合、吹き出物に関してはティートリーの効き目より、数段上をいきました。

クローブは、消化器系や呼吸器系に効能があるとされます。感染病予防としても古くから利用されてきたんですね。
もちろん殺菌作用が強いので製薬にも、食用にも利用されます。
言わずと知れたカレーにはクローブをはじめたくさんのスパイスが入っていて、免疫強壮にもなったりしますね。

ただ精油になると、90%はフェノール、フェノールエーテル類であり、使用には1%以下の希釈が前提です。このなかには特徴的なにおいの、オイゲノールも含まれます。
オイゲノールはほかにも、イランイラン、カモミールモロッコ、シナモンリーフ、バジル、ミルラなどにも含まれています。においの共通性はどうかわかりませんけれど、どれもかなり個性的な香りですよね。
イランイラン、それにこのクローブには不感症とか、性的な活性作用もあります♪
心もからだも温めるんだそうです。

夕方、またあらたな吹き出物予備軍が痛んではれだしましたが、夜クローブをまた塗って、
今朝はすっきりなにもありませーーん!

Saturday, November 4, 2006

フェンネル&サイプレス

                
Foeniculum unlgare var.amara & Cupressus semprvirens
(フェンネル&サイプレス)

今日の思いつきブレンド;ぼーっとした頭とからだに喝っ

ちょっと強烈かと思うかもしれませんが、これがぼーっとした頭にききました。

もともと単品の香りも好きな私ですが、ブレンドするとすっきりとした清涼感があり、
フェンネルのちょっと甘いお酒のような香りともあいまって、意外といいです。
はじめてフェンネルをかいだとき、なんだかウォッカとかウゾ(OUZO ギリシャのお酒;アニスのお酒です)に似ているなと思ったものです。ウゾは同じセリ科のアニスから作られているので似ていても不思議はないですけど。
とくに仕事続きであまり睡眠がうまくとれていないのに、
今日もやっぱり働かねばならん、、、というときにはよいと思います。
私も連日の疲れが残っているけれど、今日もまた仕事が,,,,という局面で思いついてブレンドしてみたのでした。
それぞれからだの浄化作用をもちます。
フェンネルは二日酔いにも効果的。消化作用にも効果大といわれています。
ストレスにもききめがあり、風邪などのウイルス感染にもいいんですよ。
さらに女性ホルモンに似た作用があるため、PMSや更年期の症状なんかにもいいとされています。
けっこう使い勝手がいいんですね。
虫刺され、蛇にかまれたときの解毒としても有用です。(蛇は、さすがに試そうとは思いませんけど、、、)
ただ、ケトンやフェノールが含まれるので、長期間の多量の使用は×です。
この香りって、でもくせになっちゃうんだけどなあ。。。私だけかな?
もうひとつ、いい効果が!
ダイエット中の人には、このにおいでけっこう食欲がコントロールできるかもしれません。
これは個人的に体験したものだから、万人にOKではないかもしれないけれど、
グレープフルーツなどの柑橘系では物足りない人には、いいです!
毒を排出してくれるなら、サイプレスも強力です。
学名のsemprevirensは永遠に生きる、という意味だそうで、この木は切り倒すと二度と再生することはないけれど、葉や枝は同じ属のほかの木々よりも長く生きるそうです。
森林浴のようなさわやかさがあって、精神にも落ち着きを取り戻してくれるいいオイルだと思います。
いろいろな面でのデトックス効果があります。
体液過剰だったり、出血、浮腫などからだのなかにある不要なもの、排出が必要なものに対する排出作用があるのです。つまりセリュライトにもばっちり。
咳などにもよいですよ。
頭けっこうすっきり、これでまた仕事にでかけよぅ。
フェンネルは二日酔いにもいいっていうし、、、ふふふ。


Thursday, November 2, 2006

気養堂のアロマ

 漢方?

ブログのタイトル、そう思った方もいるかもしれません。
アロマセラピーという西洋的な響きにこの漢方薬局のような響きがミスマッチだと思われますよね。
Bingo!

しかしながら私はインド、中国など東洋の医学にも大変興味があり、
今、少しずつですが勉強をしているところです。
4千年という途方もなく昔から、人間をみつづけてきた大系には
やはり現代の私たちが知らなくてはいけないこと、再検したほうがいいことがたくさんあります。
たしかに現代医学に慣れているので、人の命は「気」である、というのがどういうことをさすのか、すぐに把握ができません。
ただ統計学上で考えても、この長きにわたって親しまれた療法でずいぶんの症例があったはずで、それをまとめただけでも病気の見方、人間のからだの見方が変わってくると思うんです。

要はいいところどり、といきたいわけです。

エッセンシャルオイルのことと共に、気養堂は東洋の療法についてもふれていきたいと思います♪




お好きな香りは



このブログをご覧になっている方に、ごあいさつを。
見ていただいてありがとうございます。
アロマセラピーのセラピストのJuneといいます。
セラピストとして、今気になるもの、香りや植物についてのお話、ちょっと思ったことなんかをランダムに書き連ねていこうと思っています。


好きな香りは、ありますか?

私は小さなころから、香水のにおいが大好きでした。
母のつけていた香水をかぐと、幼少のころがフラッシュバックします。
成人になってからは好きな香水のにおいがないと、なかなか寝付けないくらいでした。 今でも香水をつけると、妙に落ち着きます。
ずっと昔、高校生のころにはじめて買ったのは、ゲランのミツコでした。
それからは長き!にわたって、香水をたやしたことはありません。
ただ、仕事柄、私ににおいがついていてはいけません、もちろん。
プライベートで外出するときのみ、たくさんふりかけて(?)います。
以前、海外の友人が言っていたことがあります。

素敵な女性って、いいにおいがする--

たしかにそうです。
それはでも、香りをちゃんとつけられる心(みだしなみ)と身(ちゃんと身づくろいできている)ができている、ということだとよくよく思います。

そして香りたつ女性の上手な香水のつけ方、あるんだそうです。
上半身は極力ひかえめに肘裏に。で、足首にシュッと、またもう一振りというときは着ているスカートのなかに。


香水は揮発性で香りは上に向かっていきます。だから下肢のほうが効果的に香るというわけです。

はじめてのごあいさつ、話がそれましたが、アロマセラピーも芳香療法、でにおいを基本にしたナチュラルセラピーですから、ご了承を。。。