好みの香りの変化
一時は遠のいていた香り、イランイラン――― あの甘く濃厚な香りが好きでたまらない時期がありました。 セラピストになるだいぶ前、 もう16,7年ほど前になりましょうか(その頃生まれた子はもう高校生ですね、、、 ってどうでもいいですよね)・・・クローゼットにティッシュにしみこませた精油を入れて、 服に香りが移るようにしていたり、 当時湯船に2時間くらいつかるのが常だったので、イランイランをたらしたりと、 まあ、今から考えたらおよそむせかえってしまって気分が悪くなるくなるだろう、 という使い方をしていました。 それほど、好きだったんですね、イランイランが。 ゼラニウムも同様に好きでした。 留学していたころ、大学の寮の私の個室からは たぶんけっこう匂っていたんじゃないかと思われます。 苦手な人がいたかもしれないですよね、もしそうなら 迷惑なお話ですね(汗;) で、このイランイランもゼラニウムも、 10年以上実際に自分で多用することはありませんでした。 どうもコッテリした香りが、当時の私にはむかなかったようです。 ところが最近、 サロンで、というよりは個人的にスパイス代わりに使うと とても香りが自分の好みにマッチしていることに今更ながら気づきました。 たとえばハーブ系の香りのブレンドのとき、 マジョラム、ラベンダー、ペパーミントなどとも ごく少量1-2滴で、青臭さがイランイランの甘い香りによって、 とてもさわやかに感じられるんです。 せっかくのハーブ系の香りを楽しみたい人向きではないですが、 たまに趣をかえてみるのも新鮮です。 そういうふうに使っていくうちに、遠のいていたイランイランがまた 違うところから身近に感じるようになってきました。 そもそも、イランイランを1滴でも入れてみよう、と思ったことからも 今の私には必要な香りだったのかもしれませんね。 以前のブログを見ると、そのときどきに自分の好きな=必要な香りを 振り返ることができます。そういう意味でも、 ちょっと楽しいです。 でも・・・・・基本的に、精油の香りに嫌いなものって「ほぼ」ないので、、はい。 (あることはあります<^w^>)