Tuesday, December 31, 2013

2013から14へ

今年ももうあとほんのちょっと。

本当に年齢が上がってくると一年がどんどん早く感じるようになってきます(笑)

昔どこかで見たことがある、この「1年がどんどん短く感じる理由」について、

なるほど~と思わされた「説明」がありました。

年齢は分母であり、年齢分の一にすると、それはどんどん小さいものになっていきますね。

5分の一に比べたら20分の一は小さい(短い)し、50分の一はさらに小さい=短く感じる・・・

本当にその通り。

だからこそ、

大切な時間になってくるのですね。

昔、それこそ時間なんていくらでもあるときには気づかないいろいろなことが

年齢を重ねるととても大事なことに思えてくる。

時間は若いころに比べたら少ないかもしれない、だからこそ

ひとつひとつを丁寧にやっていきたいな、と思う今日この頃です。




今年は嬉しいニュースがありました。

アロマセラピーによって生活のさまざまな局面において助けられてきた私は、

やはり自分の経験を活かし、またアロマセラピーのさらなる可能性を探求(ちょっと大げさかな)

するべくプレマタニティモニター(不妊治療中の方へのトリートメント&カウンセリング)を

始めました。


そこでお願いをして真っ先にそれを引き受けてくれた女性がいます。

まだ不妊カウンセラーの認定のための勉強中のころです。

彼女もセラピストだったので、どんな精油を使うか、どんな手技をするか、

とても知識がありました。


友人でもあり、セラピストということもありモニターさんとしては、実験的なことも

させてもらったと思います。彼女にはとても感謝しています。

今私がこうしてプレマタニティにある意味注力しているのも、彼女のおかげだと思っています。


モニターを終えて2年ほどの間、

彼女はいろいろな大変なこと、

それこそ生命にかかわるような大変なことを乗り越え、

待望のベビーを授かりました。

妊娠の知らせを聞いた時も、私は飛び上がらんばかりの気持ちでしたが、

無事出産(いわゆる高齢出産でしたが、本当にスムースな分娩)したことを知らせてくれたとき、

私は自分でも知らぬうちに涙が出ていました。



ベビーもお母さんも元気、すくすく育っています。

つらい時期を乗り越え、彼女は体質改善や食生活などに気を配り、

不安と闘いながら、ベビーを待っていたのをある程度知っていた私は、

彼女の心の強さに心を打たれます。

そこまでたどり着くには相当の嵐があったことでしょう。





人によってベビ待ちの形も期間もなにもかも違います。

気持ちを共感できることは多々あると思います。



誰かと気持ちを共有できることは、素敵なことです。

ただ、

同じような状況下であっても、誰かが自分とまったく同じ気持ちを抱くことは

ありませんよね。それを理解してもらうことも難しいし、
理解できないことのほうが多いかも。
逆にそのことで苦しい思いをすることのほうが多いのではないでしょうか?

だからこそ私は思います。

まずは自分にやさしく。

自分をわかってあげるのも、いたわってあげるのも

保護してあげるのも、実は自分に大きくかかわっています。



自分のあるがままを受け入れることって、「わかっている」ようで
あまり実感はないものではないでしょうか?

自分には何かが足りないとか、もっと頑張ればと思って努力することって
大切ですが、

ことプレマタニティに関して、生命の誕生に関しては奇跡にも同様の

神さまさだけがご存じな部分であり、

生き物(人も)含め、自分の努力だけでもどうにもならないジレンマがあります。



でも、そこでなにがなんでもどうにかしたい!という意識が強すぎると、

少し疲れてしまいそうです。



これが自分なのだとありていの自分を受け入れる、そのうえでまた考えてみる・・・

甘やかす、というのとはまたニュアンスが違うのですけど、、、
今の自分を受けれるということも時としてとても重要だと思えます。
そのうえで、自分が必要だと思える努力をする、、、私もそうなりたいものです(笑)


あと半時間で新年、
あっという間に過ぎ去った一年でした。
いろんな場面でいろんなサポートが目に見えない形であったのだな、
とも思える時間でした。

来年はどんな年になるのかな。
分母はどんどん大きくなっていくのだから、分子の1のそのうちのまた
ひとつひとつを大事に過ごしたいな。

Best wishes for a happy new year!

からだは心の言葉を聞いている、心もからだの言葉をきいている

だから、いい言葉でお互いをいたわろう、そしてインスパイアしよう、

そしてLet's smile. 笑う門には福来る、これは間違いなく来ます!(たぶん)



来年もまたよろしくブログをご愛顧のほどを・・・ 



追記:夕方移動中の新幹線車中で見えた富士山がきれいで、心洗われました。

































Saturday, December 28, 2013

ホッと一息つける空間

近所の上野公園内のカフェ

雨の日は人通りもまばらで、

お客さんも少なく、なんとなく落ち着きます。

椅子も景色を楽しむためのセッティングがされていて、


ずっといついてしまいそう…


さらに公園内、人通りがこれだけ少ないと、もう幻想的なまでに美しかったりして。

Wednesday, December 18, 2013

ホワイトセージ・・・呼吸も気持ちもすっきり

ホワイトセージの精油、

このところ私の精油引出からよく取り出す1本、

外出の時は持ち歩いたりもします。

澄んだ空気を吸っているような気分になり、

爽快感もありつつ、なんだかやさしい空気に包まれた感じにもなる・・・

さらにうれしいことには

この時季にもうってつけ、喘息、気管支炎など呼吸器にもよい作用があると言われています。



甘すぎず、少しスモーキーな感じがし

そうかといって、スッキリした解放感とはまた異なる・・・

清澄さを感じさせる精油--ホワイトセージ。




ホワイトセージは学名Salvia apiana、 

一般的にはコモンセージSalvia officinalisのほうをよく見かけるかもしません。

かなりはっきりとしたハーブの香り、スッキリ感のあるコモンセージ、

私はこちらも好きです。

オーガニックの化粧品、シャンプーなどの成分中にも

よくお目にかかります。

清涼感とセージのもつハーブの作用と香りは

やはりこの精油ならではだと思います。



コモンセージの成分にはツヨン(神経毒性のあるケトンの一種)が多く含まれており、

通常のトリートメントでは使うことはありませんが、

私がトリートメントで使うときにはだいぶ希釈します。






ホワイトセージはティートリーやユーカリにも多く含まれるシネオール1,8が多く、

呼吸器系によい作用があるというのもこの成分が豊富だからだと思われます。

カンファー、プレゴンなどのケトンも若干含まれているのですが、

コモンセージに比べればだいぶ少量。

β-ピネンやβ-カリオフィレンなどのモノテルペン炭化水素、

β‐カリオフィレンなどのセスキテルペン炭化水素についで

ケトンは1-2%程度のカンファー、1%以下のプレゴン、トランス‐ジャスモン、

モノ&セスキテルペンアルコール、エステルなども成分に含まれます。



ここ2年くらいは個人的にはホワイトセージが合うようで、

ふっと思い出すように使っていました。

ただ頻繁に使うようになるきっかけはたいてい同じように思います。





浄化作用があるともされており、

個人的には疲れてだるいときというよりは、

そのあとの状態---そういう状態をすっきりさせたいな、

ちょっといい空気を吸って進みたいな、

というときにはぴったりな気がします。



精油の好みで、自分がなにを欲しているのか、

どういう状態でいるのかがわかることがあります。

いろんな精油を試してみて、

自分の状態を知るのもとても面白いですね♪


★ ホワイトセージ精油じたいがあまり見かけませんね。
そういう精油はフィトアロマさんで見つけることができたりします
 





Tuesday, December 3, 2013

悟空の力

 
前々の更新のときに、本で気持ちの向け方がだいぶ変わって、

気持ちがふっとゆるんだ瞬間があったことを書きました。


まあ、本だけで気持ちが変わるというほど簡単に気持ちに変化が生じるという

ものでもないでしょうが、


今回はそこに行くまでの経緯がちょっと面白くて(~c~)


私は子供に毎日本を読んでおり、

(読み聞かせにはやや大きい子供ですが、私自身この時間はなによりも好きだったりします。)

ここ数か月かけて長編を読んでいます。

それが、今回気持ちを変える一端となった本でした。



それは孫悟空――あの「西遊記」で、いろいろ出版されている西遊記のなかでも
 
私が読んでいるのは
 
斉藤洋さんの「西遊記」(原作:呉承恩と言われているが諸説ありとのこと)。

西遊記〈1〉天の巻 (斉藤洋の西遊記シリーズ 1)
現在は全10巻、
以下続刊らしかったのに、出版社運営が変わって続刊になっていない・・・とても残念。
11巻がでるまでは、うちにある全10巻を何回も読もう



 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
(人気児童書の著者である斉藤さんらしく、日本語が素晴らしいテンポで進み、

とても表現が豊かで、子供が眠らなくなりますが・・・)


西遊記は孫悟空が妖怪をたたきのめして目的地である天竺に向かうアクションストーリー的な

部分が強いイメージがありました。
 
 
 
 
 
 

本場、中国版の孫悟空。大人気だったようです。
堺正明&夏目雅子版の悟空をwebレンタルしようとして
探していたらこれが。。。はじめはだいぶびっくり



















孫悟空
これはバンダイナムコのゲームのキャラらしいですが、
斉藤洋版西遊記での悟空は学問と修業をつんだ非常に男気のある
キャラで、超かっこいいんですよ。実際の悟空も、猿の中では相当のハンサムだと書かれています。










 
 
 
 
 
 
 
 
 
悟空と検索すると、まちがいなく今はドラゴンボールの悟空で出てきますが、

私は堺正明さんのあの、西遊記を夢中で見た世代なので少し??な感じです(笑)



でもこれまでのアクションストーリー的イメージは一変しました。

西遊記には人間の業や信心、宗教観に至るさまざまな要素が取り入れられた

真理のようなものが多々ありました。

経験も知識も積んだ悟空が、高僧 玄奘三蔵の弟子として仕えるわけで、
 
当然ながら仏教の話も随所に登場します。
 

三蔵法師さま
玄奘三蔵、色白で整ったお顔らしい。
中国⇒インド巡礼、仏像などを中国にもって帰還。仏教研究、経典の中国語への翻訳などの
大事業を成し遂げる。著した「大唐西域記」が「西遊記」のもとになったという。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
さて
 
前置きが長かったですね、本題---私はこの孫悟空の数々のセリフから
 
ふっとブッダの教えになにかを感じたのです。
 
般若心経が良く出てくるので、まずはそれをまったくの初心者でもわかるように
 
書いてある本を探してみました。
 
佐々木閑先生の本は、難しいはずのところを初めて仏教に触れるヒトにも理解しやすく

書かれています。
 

 
『ブッダ 真理のことば』 2012年3月 (NHK100分de名著)
科学するブッダ  犀の角たち (角川ソフィア文庫)


 
現在は花園大学の教授で仏教学者でおられますが、

もともとは工学部で学んだばりばりの理系の方なのです。

そのためなのか、現象をあくまでも「原因と結果」としてとらえるようなわかりやすさがあり、

頭の中にすっとはいってきます。



ブッダの教えを説明するときも客観的――しごく理論的です。

(前に般若心経について、お寺の住職が書いた本を読んだことがあるのですが、

ご自分の経験値というカラーのメガネがかかっていて、

どうにも読みづらかったことがありました。途中でやめちゃいました(苦笑;)

またスピリチュアリティは信じていますが、すべてをそこに帰結させてしまうのは、
 
どちらかというと苦手。
 
前世のカルマを背負っているから現世がつらい。。。とか。



佐々木先生の本の中では、そういった通念的に言われている
 
因縁や輪廻の真実にもわかりやすい説明で書いてくれています。
 
ブッダが悟りの境地にたどり着くまで、

その境地にいたるときの脳のはたらきとの関連性なども絡めたものもあり、

仏教の教義を知るというより、心理学、まさに脳科学にも近いものを感じました。



ブッダの教えは。。。私には「自分のなかにある力」でとことん考え、

「自分のなか」に解決する能力がある、と言われたような気がしました。

祈りをささげて神になんとかしていただく、というのではなく

実は悩み呼び込むことも、それを解決する力も

自分のなかにあると。



つまり自分の悩みはほかならぬ自分が作っているとも。



霧がかっていたことが、すっと悟空の吹く風で飛んでいったような瞬間でした。

考えても考えてもわからないこと、

もうそれは放っておく(笑)

時間は動いています(良くも悪くも「諸行無常」)、時間による変化もなにかに影響をするのですから。



思わず、子供に「この本を読ませてもらったおかげでお話も楽しめたし、

楽しい以外に母はたくさんいろんなことを教えてもらえたよ、ありがとう」と言ってしまったほど。






 
まだ西遊記は継続中、そして佐々木先生や中村元先生(故人、哲学者で仏教・インド哲学の巨匠といわれています)

のなるべくわかりやすい著書を探しては読んでいたりします。


だからといって仏教徒になる、というわけではなく(’’;)


人生を生きるための機知がつまっているこの考えを、宗教の枠だけにとどめることは、

私にはできないもので・・・。


(考えてみると、どの宗教ももともとは「神」はひとり、でも解釈の違いによっていろんな宗派になり、

歴史上大きな戦争も何度も起きているし、現在も。どうにも複雑な気持ち・・・)

 
そろそろ終わりです、おつかれさまでした(笑)
 

まことに長々とおつきあいいただきました









 

 

これまでもカトリック系の大学で宗教学などを(必修なので)勉強したり、

興味本位で世界のさまざまな宗教についてちょっとだけ読んだりもしたのですが、

私の興味のなかに当時仏教はなかったんですね~

(日本だとどうしても死に関連する暗いイメージが強くて)



今になって、ブッダの考えについて知る機会を得、

そしてそれによって一時期の不安や戸惑いなどの気持ちが軽くなれたこと、

それは意外なところでみつけたチャンスからだったこと、

という巡り合わせ(!)があるなんて思いもよらないことでした。



でもそれは、

「なるべくしてこうなった」のだと。

それもブッダの教えの一つなのかもしれません。



佐々木先生の講義を聴いてみたいなぁ・・・