体外受精の事故

先のブログで書いた8人を産んだアメリカの女性。

彼女は現在生活力がないにもかかわらず、子供が欲しいという理由で、

受精卵を8つ戻して欲しいと医師に頼んだそうです。

そして、医師たちはその望みをかなえたという形で、出産を無事に終えました。

一方、今回日本で受精卵の取り違えにより、人工中絶を(ある意味)強いられた女性。

20代だというその女性の引き裂かれた心は、想像を絶します。

自分の遺伝子をもつ子供をもちたいという気持ちは誰にも抑えられません。

科学・医療はどんどん進んで、その気持ちにこたえてくれています。

でも、

医学と化学の進歩は明るさをもたらす反面、必ず、影を落とすのですね。

肉眼で見えるといっても識別はできない、これらのものをどう扱ったらいいのでしょう・・・。

必ず、「自分の卵子/精子/受精卵」と確認するてだては確立していない。

さらに凍結受精卵、凍結卵子、凍結精子、余ったそれらは誰のものなのか。

どうなってしまうのか。。。

不妊治療には個人の問題にとどまらず、

たくさんの、たくさんの考えるべきことがあります。。。。

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