マドンナ・ヴェルデ&不妊カウンセラー

マドンナヴェルデ、NHKで放送していた生殖医療に関したドラマ、

見たいと思っていたのですが、タイミングを逃してしまっていました。

でも深夜、再放送の最終回を偶然見ることができました。

私は個人的に代理出産には賛成の立場にいません、正直に言うと。

このドラマのように

「お母さん、私の子を産んで」ということは私にとっては異次元の話であり、

人の生命の危険を冒して自分のDNAをつなぐというのは、

どうなのかな、、、って思ってしまうのです。

ただこの場合、代理母が若かったら、私はどう思っただろう?

もし自分の娘が子供を持てない苦しみを背負っていたら、

母である自分はそのまま娘を不妊の苦しみの中においておけるだろうか?

子供は自分の命よりも大事なものだと多くの母親は思っていますが、

そんな子供のためなら、自分の命がたとえ途絶えたとしても、

娘と、これから生まれるであろう孫に命をつなぐことを考えるかもしれない。。。

そう思いました。

娘から母に「私の子を産んで」というシチュエーションは、女としてはあまりリアリティはないですが、

母から娘に「あなたの子供を私のおなかで生まれるまで育てる」とは言うかもしれない。

生殖医療が進歩しすぎて、人間の操作の域を超えてしまっている感のある現代、

その生殖医療のサポートを受けるのは至極まっとうであるし、

その恩恵を受けて子供を授かるのも当然です。

どこまでいったら悪いのか、生命への冒涜なのか、

もしかしたらすでに人の想像できる範囲を超えて進歩してしまっているから、

ボーダーへの認識があいまいなのかもしれません。

ともあれ、、、、

本当に難しいところです。答えなど、ないから。

ドラマで、本当にとてもマドンナ(聖母)らしかった松坂慶子さんの美しい笑みが、

すべてを許す母性の象徴のような気がして、その点にとても惹かれました。

もしかすると最後はその笑みにいきつくのかな。。。答えは。。。

と、

まさにマドンナ・ヴェルデ(聖母みどり、ですね)を見たその日に、

今年の2月に実施された不妊カウンセラー認定試験後の、念願の認定書が送られてきました。

中断中断そして、一回玉砕で認定を取るまでに4年もかかちゃった。。。けど、

嬉しいです!

不妊の最新情報をおいかけ、心とからだへの相互アプローチを学び続けたいと思っています。

プレマタニティーモニターにご興味のある方、まだ募集中です。

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