香りのない土地だから・・・

アロマのお茶会を月1度行っています。

精油やアロマセラピーについてお話したり、ケアアイテムを作ったりする気楽な時間です。

そのなかで、ある方のアロマに興味をもったきっかけに驚き、大きくうなづいてしまいました。

ご主人の仕事のために北海道から東京に転勤になった方です。

自然にあふれた北海道、東京の都心での生活のイメージはどのようなものだったのでしょう。

まだ小さいお子さんのために、ご主人が

「東京には(自然のものの)においがないから、アロマ(エッセンシャルオイル)で香りを味わってほしい」
とおっしゃったそうです。

奥さま本人も、たぶんもともとアロマに関心を持たれていたと思いますが、

ご主人のその言葉でがぜんアロマへの興味を深めていったとのこと。

自然の香りを知ってほしい、という視点からアロマセラピーを考えたことがなかったので、

新鮮でした。

抽出されたオイルは、現物よりもずっと高濃度なため、まったく同じ香りではないのですが、

「本物の自然の香り」です。

(だからこそ、質の良いオイルを選ぶ必要があるわけですネ)

自然の香りを---たしかに都会には、排気ガス、(黄砂、スモッグも含めた)埃、飲食店の食べ物、

たまにゴミの大群の匂いが混ざり合ってます。

幸い私の住んでいる近くには上野公園や不忍池など緑濃い場所があるので、

「緑でリフレッシュが必要!」と思ったらすぐにかけこめます。

いくら都会のなかとはいっても、やはり木々や草、水の香りはやはり心身をいやしてくれます。

ふだん自然の香りに囲まれていない、そういう環境でずっと育ってきたので、

「香りがない」ということにもあまり気づきもせず。。。

茶話会のメンバーの方は、ご主人、お子さんともに部屋で香っているアロマがとても好きだそうです。

自然の香り、人工的な空間に住まう現代の人にはもしかするとマストアイテムではないかな。

そんなことを気づかせてくれたひとときでした。

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