肌と食事の関係は・・・1
からだのなかに入っているものに対しては、
けっこう気を使ったりしますね。
たとえば胃にふたんをかけすぎてはいけない、
とか刺激のあるものをとりすぎてはいけない、とか
腸での悪玉菌を増やさないようにするとか。。。枚挙にいとまがありません。
たしかに、
これらひとつひとつが本当に大切なことです。
口に入れるものって、体調にダイレクトに影響しますよね。
京都大学名誉教授、生殖生理学者として著名な大島清さんが著書のなかで
”当たり前のことだけれど、食という字は「人を良くする」と書く”
とありました。
おーっと、
当たり前でなくて、今まで気づきませんでした。。。まったく恥ずかしながら。
「食」=「人」を「良く」する!
動物は生きるために自ら必要な餌を捕食しますが
人は、もうあまりに自由ですねー。
必要不可欠でありながら、生きるためだけの食ではなくて
楽しむためのものでもある。
そういう意味でも、あらためて「食」ってすごいです。
でも人はある程度快楽的なものを追及しちゃうので、
おいしいものはずっと食べていたい。
人によって「おいしいもの」の基準は違いますが、
誰かにとっては、とーっても甘いもの、
ほかの誰かは辛いものがおいしいものだったり。
そしてその好きなものをずっと食べていたい、って思ってしまう。
しかたない、当たりまえ~なことです。
でも、でもね、
味覚ではおいしいと感じたとしても、
それがはたしてからだにとって「おいしいもの」なのか、ということが
大事になってきませんか。
どんなにいい牧草を食べた乳牛からでも、ずーっとバターこってりの料理ばかりとか、
野菜のビタミンと食物繊維がいいから、ほかに食物をとらないとか。
まだこれらのよう食材ならバランスを考えればいいので、問題にならないかもしれません。
バランスは大事ですが、その前に
家畜へのホルモン剤投与とか、調理過程でのpH調整剤とか、保存料とか、亜硝酸ナトリウムとか… ひゃー、これがからだに入っていくの?
と思うとぞっとするようなものが食材にもたくさんあります。
流通には仕方のない添加物もありますが、、、、。
でも、これらは私たちのからだに入っていくんです。
毎日排出されていっても、微量ずつ蓄積されてしまう部分もあるのではないでしょうか。
とまあ、いろんな不安はあるわけですが、日本には世界中からのおいしいもの、食材が
集まっているというし、いろんな食べ物があるこの世界だからこそ
からだにとっての「本当においしいもの」を与えたいし、食べたいですよね。
前置きが長かったですが*@*
肌が、からだのなかの状態の鏡であるということ、
これはご存じのとおりです。
肌って、なんだろう。。。
アロマセラピストなので、肌のことをきちんと知ることはもちろんですが、
息子の乾燥肌、アトピーを経て、
肌についての知識は、からだ全体を考えたうえでも
とても重要だと思うようになりました。
皮膚は、爪や髪にぴたりとついているので、なんだか
「臓器」というよりも外壁なだけな感じがします。
でももちろんつねれば痛いし、寒さ、温かさなどといった感覚器でもあり、
汗などを出す排出機能があり、
代謝もすれば、防衛もする---- なんとすごい多機能なシステムでしょうか。
これで光合成でもしたら自分で酸素まで補給できる、、、、(*^ω^*;)
人間で一番大きな臓器は、脳とか肝臓、腸・・・?なんて思い描きがちですが、
全身を覆う皮膚こそがもっとも大きな臓器なのです。
肌に色、つや、その他トラブルがないということは、
からだのなかのバランスがとてもよくとれていることの現れです。
だから。。。肌をそのような状態にもっていくためには
快眠、快便、食事・・・これらが柱になってくるわけですね。
これらの3つを滞りなくするには、ストレスもとってあげないといけないわけで、
大人が実行するのはかなりの大変さがあるかと思います。
物理的にも心理的にも縛りが多すぎますよね、、、(涙)、
とはいえ、ひとつずつでもできることが何よりも大事なわけです。
1つ1つクリアしていく、という感じでしょうか。
(クリアしても振出に戻る、これはママあることですから、気を取り直してやるしか
ない気がします<(=!=)>)
息子は、まだミルクを飲んでいる時期からの通院だったので、
「コントロールできる」という意味では容易でした。自宅での仕事ですし、
乳児で学校にも上がっていないので、時間も行動もチェックできましたから。
(フルタイムのママはここが大変なのだと思います。そこをなんとかするには、
やはりサポートをしてもらえる家族、信頼できるシッターさんがいたらどれだけ心強いでしょうか。
少なくても、相談する誰か、相談に乗ってもらえる情報サイトなどを見つけることは必要かと思います)
症状の出方によっても違うとは思いますが、
食に関して私が行ったことは
アトピー用のミルク、
授乳もあるのでアレルゲンである(魚卵も含めた)たまご、乳製品の除去(母子ともに)、
甘いものを控える(母子ともに)、
回転食にして同じような食事から継続して同じような栄養素をとり続けないようにする、
そしてその栄養バランス
野菜をたくさん!
水分をちゃんととる、
と、そうはいってもきっちりやると自分も子供もストレスがかかりすぎるので、
離乳食もすべて手作り!などではなくて、買ってきたものも利用するし
実家からの仕出し(?)と仕事中の預かりサポートもしてもらい、
わりとゆるくやらせてもらえる環境がありました。ありがたいことです。
タイトになりがちのアトピーっ子の生活が「ゆるく」というのも、
前回書いた信頼のおける皮膚科ドクターによるところも影響していたと思います。
そのドクターは「絶対に治ります」と言ってくれただけでなく、
「食事は関係ありません」とおっしゃっていたのでした。
不思議と、当時ほかの皮膚科に行っても同様に「食事はあまり関係ないです」と言われたものです。
ところが、小児科ではがっちりと血液検査で「アレルゲンがなにか」を特定しますから、
できるだけアトピー(アレルギー性)の元になるようなものは避けたほうがよいということでしした。
*話はそれるのですが、「肌を清潔に保つ」というアトピっ子の基本がありますが、小児科のドクターのなかでもまたこれが意見がいろいろとあり、肌にはいい常在菌があるので、それをそもそも肌の弱い子が毎日入浴してその常在菌をなくしてしまうのは良いとは言えない、、、ということも言われ、何かにつけて「どれがいいのか・・・」と悩んだものでした(苦笑)
医療のなかで見解が統一されていないのであれば、
「なるほど、それもありか」と思う人なので、そこはかたくなにならずに対応していいのでは、
と(勝手に)思うことしました(笑)
なにかに大きく振り切ることことは、大きな成功をもたらすかもしれないし、
その反対もあるという高リスク高リターンの可能性がありますよね。
なので自分や家族の勘所もあり(実家の家族は病院にお世話になることが多かったので)、
あまりぴりぴりしないで合うところを取り入れていき、低リターンでも積み重ね、
変だと思った時点で軌道修正をしていこうと思ったのです。
息子の肌の炎症が強かったときにしてきた、食餌の方法は今でも
あまり変わっていません。
甘いものへのハードルがだいぶ低くはなってしまったのですが(反省:甘いものを食べすぎると今でもはやり弱いながらもかゆみにつながることが多いようです)
スイーツなどで腸内環境が悪くなれば、はやり肌にも出てくるのでしょうね。
食べ過ぎも同様です。
栄養があるから、といってその子にとっての食べる量が通常より増えれば、
それだけ胃腸への負担は増えます。
これも息や肌にすぐ出てきます。
基本はからだに害になるものをなるべく遠ざける、というものちょっとさびしいことですね。
本当は食物のもつ力を、添加物など気にせずにからだに取り入れたい
食事を作るときの素材も、無農薬や有機を買えば高いですから、
「できる範囲」ということにはなりますが。
だんだんと免疫系統も成熟してきたので、肌も強くなったように思えますが、
親子で身を以て知った食物の肌への影響は、ずいぶんと食生活、生活習慣に
しみついているように感じます。
息子の肌を改善するためにやってきたことは、
アトピーの人にだけでなく、すべての人にとってもからだにやさしい食べものを
見直す大事なプロセスだったのだと思っています。
けっこう気を使ったりしますね。
たとえば胃にふたんをかけすぎてはいけない、
とか刺激のあるものをとりすぎてはいけない、とか
腸での悪玉菌を増やさないようにするとか。。。枚挙にいとまがありません。
たしかに、
これらひとつひとつが本当に大切なことです。
口に入れるものって、体調にダイレクトに影響しますよね。
京都大学名誉教授、生殖生理学者として著名な大島清さんが著書のなかで
”当たり前のことだけれど、食という字は「人を良くする」と書く”
とありました。
おーっと、
当たり前でなくて、今まで気づきませんでした。。。まったく恥ずかしながら。
「食」=「人」を「良く」する!
動物は生きるために自ら必要な餌を捕食しますが
人は、もうあまりに自由ですねー。
必要不可欠でありながら、生きるためだけの食ではなくて
楽しむためのものでもある。
そういう意味でも、あらためて「食」ってすごいです。
でも人はある程度快楽的なものを追及しちゃうので、
おいしいものはずっと食べていたい。
人によって「おいしいもの」の基準は違いますが、
誰かにとっては、とーっても甘いもの、
ほかの誰かは辛いものがおいしいものだったり。
そしてその好きなものをずっと食べていたい、って思ってしまう。
しかたない、当たりまえ~なことです。
でも、でもね、
味覚ではおいしいと感じたとしても、
それがはたしてからだにとって「おいしいもの」なのか、ということが
大事になってきませんか。
どんなにいい牧草を食べた乳牛からでも、ずーっとバターこってりの料理ばかりとか、
野菜のビタミンと食物繊維がいいから、ほかに食物をとらないとか。
まだこれらのよう食材ならバランスを考えればいいので、問題にならないかもしれません。
バランスは大事ですが、その前に
家畜へのホルモン剤投与とか、調理過程でのpH調整剤とか、保存料とか、亜硝酸ナトリウムとか… ひゃー、これがからだに入っていくの?
と思うとぞっとするようなものが食材にもたくさんあります。
流通には仕方のない添加物もありますが、、、、。
でも、これらは私たちのからだに入っていくんです。
毎日排出されていっても、微量ずつ蓄積されてしまう部分もあるのではないでしょうか。
とまあ、いろんな不安はあるわけですが、日本には世界中からのおいしいもの、食材が
集まっているというし、いろんな食べ物があるこの世界だからこそ
からだにとっての「本当においしいもの」を与えたいし、食べたいですよね。
前置きが長かったですが*@*
肌が、からだのなかの状態の鏡であるということ、
これはご存じのとおりです。
肌って、なんだろう。。。
アロマセラピストなので、肌のことをきちんと知ることはもちろんですが、
息子の乾燥肌、アトピーを経て、
肌についての知識は、からだ全体を考えたうえでも
とても重要だと思うようになりました。
皮膚は、爪や髪にぴたりとついているので、なんだか
「臓器」というよりも外壁なだけな感じがします。
でももちろんつねれば痛いし、寒さ、温かさなどといった感覚器でもあり、
汗などを出す排出機能があり、
代謝もすれば、防衛もする---- なんとすごい多機能なシステムでしょうか。
これで光合成でもしたら自分で酸素まで補給できる、、、、(*^ω^*;)
人間で一番大きな臓器は、脳とか肝臓、腸・・・?なんて思い描きがちですが、
全身を覆う皮膚こそがもっとも大きな臓器なのです。
肌に色、つや、その他トラブルがないということは、
からだのなかのバランスがとてもよくとれていることの現れです。
だから。。。肌をそのような状態にもっていくためには
快眠、快便、食事・・・これらが柱になってくるわけですね。
これらの3つを滞りなくするには、ストレスもとってあげないといけないわけで、
大人が実行するのはかなりの大変さがあるかと思います。
物理的にも心理的にも縛りが多すぎますよね、、、(涙)、
とはいえ、ひとつずつでもできることが何よりも大事なわけです。
1つ1つクリアしていく、という感じでしょうか。
(クリアしても振出に戻る、これはママあることですから、気を取り直してやるしか
ない気がします<(=!=)>)
息子は、まだミルクを飲んでいる時期からの通院だったので、
「コントロールできる」という意味では容易でした。自宅での仕事ですし、
乳児で学校にも上がっていないので、時間も行動もチェックできましたから。
(フルタイムのママはここが大変なのだと思います。そこをなんとかするには、
やはりサポートをしてもらえる家族、信頼できるシッターさんがいたらどれだけ心強いでしょうか。
少なくても、相談する誰か、相談に乗ってもらえる情報サイトなどを見つけることは必要かと思います)
症状の出方によっても違うとは思いますが、
食に関して私が行ったことは
アトピー用のミルク、
授乳もあるのでアレルゲンである(魚卵も含めた)たまご、乳製品の除去(母子ともに)、
甘いものを控える(母子ともに)、
回転食にして同じような食事から継続して同じような栄養素をとり続けないようにする、
そしてその栄養バランス
野菜をたくさん!
水分をちゃんととる、
と、そうはいってもきっちりやると自分も子供もストレスがかかりすぎるので、
離乳食もすべて手作り!などではなくて、買ってきたものも利用するし
実家からの仕出し(?)と仕事中の預かりサポートもしてもらい、
わりとゆるくやらせてもらえる環境がありました。ありがたいことです。
タイトになりがちのアトピーっ子の生活が「ゆるく」というのも、
前回書いた信頼のおける皮膚科ドクターによるところも影響していたと思います。
そのドクターは「絶対に治ります」と言ってくれただけでなく、
「食事は関係ありません」とおっしゃっていたのでした。
不思議と、当時ほかの皮膚科に行っても同様に「食事はあまり関係ないです」と言われたものです。
ところが、小児科ではがっちりと血液検査で「アレルゲンがなにか」を特定しますから、
できるだけアトピー(アレルギー性)の元になるようなものは避けたほうがよいということでしした。
*話はそれるのですが、「肌を清潔に保つ」というアトピっ子の基本がありますが、小児科のドクターのなかでもまたこれが意見がいろいろとあり、肌にはいい常在菌があるので、それをそもそも肌の弱い子が毎日入浴してその常在菌をなくしてしまうのは良いとは言えない、、、ということも言われ、何かにつけて「どれがいいのか・・・」と悩んだものでした(苦笑)
医療のなかで見解が統一されていないのであれば、
「なるほど、それもありか」と思う人なので、そこはかたくなにならずに対応していいのでは、
と(勝手に)思うことしました(笑)
なにかに大きく振り切ることことは、大きな成功をもたらすかもしれないし、
その反対もあるという高リスク高リターンの可能性がありますよね。
なので自分や家族の勘所もあり(実家の家族は病院にお世話になることが多かったので)、
あまりぴりぴりしないで合うところを取り入れていき、低リターンでも積み重ね、
変だと思った時点で軌道修正をしていこうと思ったのです。
息子の肌の炎症が強かったときにしてきた、食餌の方法は今でも
あまり変わっていません。
甘いものへのハードルがだいぶ低くはなってしまったのですが(反省:甘いものを食べすぎると今でもはやり弱いながらもかゆみにつながることが多いようです)
スイーツなどで腸内環境が悪くなれば、はやり肌にも出てくるのでしょうね。
食べ過ぎも同様です。
栄養があるから、といってその子にとっての食べる量が通常より増えれば、
それだけ胃腸への負担は増えます。
これも息や肌にすぐ出てきます。
基本はからだに害になるものをなるべく遠ざける、というものちょっとさびしいことですね。
本当は食物のもつ力を、添加物など気にせずにからだに取り入れたい
食事を作るときの素材も、無農薬や有機を買えば高いですから、
「できる範囲」ということにはなりますが。
だんだんと免疫系統も成熟してきたので、肌も強くなったように思えますが、
親子で身を以て知った食物の肌への影響は、ずいぶんと食生活、生活習慣に
しみついているように感じます。
息子の肌を改善するためにやってきたことは、
アトピーの人にだけでなく、すべての人にとってもからだにやさしい食べものを
見直す大事なプロセスだったのだと思っています。