不妊治療の現場_その1

不妊カウンセリングについて、10月からある総合病院の産婦人科で研修をしています。

これまでの座学とはまったく異なる実地での研修。

そうはいっても不妊カウンセラーとしては新人であり、ほぼ現場をじっと見学・観察している

感じですかね(笑)

場違い感をひしひし感じながらも、現場にいて研修できる願ってもないこの機会に

感謝しつつ、頭をフル回転させています。



採卵室、採取した卵子と精子を受精させ、

その受精卵は培養室で厳密に管理される。

培養室の電灯に紫外線は使わず、ほの暗い環境にしてあるのも、

子宮環境を意識してのこと。


なるほど~~!!


アシステッド・ハッチングAHA(受精卵の殻<透明帯>を薄くして孵化<ハッチング>しやすくする処理)

の際の赤外線レーザーの照射方法・・・

AHAにはさまざまな方法がありますし、病院によっても異なる手法で行うそうですが、

このMaxの精密さが要求される作業を見るだけで、

なんだか背中がぞわっとしてきました。

生命の最初の「成長」に、「ちょっとしたミス」がおよそ許されないわけで。

受精卵のフラグメントやコンパクションなど、講座や本でしか見なかった実物を

モニターで見る---

カウンセリングの現場にも研修に入るのですが、

とにかく実地で勉強するというのはものすごいインパクトのあることですね(#*o*#)/




子宮卵管造影検査は痛いし、採卵だって麻酔して行います。

いろんな努力を重ねて、ひとつのミラクル=妊娠にいたり、さらにミラクルで出産へと

導かれます。


患者さんの子供がほしいという気持ち、

子供さんを授けてあげたい、という医療者の努力、

その間にカウンセラーは存在します。

正確な情報提供と気持ちのケア、

先輩ベテランカウンセラーさんのカウンセリングに陪席を許されて

見学するにつけ、カウンセラーがどのくらい重要な役割かを改めて知りました。

クライアントさんが治療になにを求めているのか、

カウンセリングで本当はなにを知りたいのか、

医師の治療はどうことを意味しているのかを瞬時に理解しなくてはならないんですね。


そのベテランカウンセラーさんも、超多忙な日々の業務に加え現在でも生物学などを

大学で履修しています。

頭が下がりますm(' ω')m



日々、勉強・・・ですね。

私はアロマセラピストとして患者さんのがんばる気持ちとからだを

いったんリリースし、次に向ってもらうためのお手伝いをしたいと思っています。

からだは自分で認識していない疲れを感じていることが多いです。

とくに大きなストレスを抱えている方は。

そういう方々にカウンセリングとともに、ボディケアを受けていただきたい!!


まずは・・・・

研修、がんばりまーす(^c^)

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