たくさんのタマゴたち

不妊についての勉強を続けています。

先日、家田荘子著「不妊」を読みました。

取材にもとづいたレポートともいえる読み物ですが、

その最後のほうで、どきりとしました。

卵をたくさんとれば、それだけ閉経が早まる―――。

薬でたくさんの卵胞ができる、

それ自体は本当は採卵のときには必要なことです。

たくさん卵が採れそうだ、と言われればそれはうれしいことです。

チャンスが増えるから。

でも、ちょっと待って。。。

女性は生まれたときからもっている卵子の数は決まっています。

たくさんの卵がとれるということは、もっている卵を使っているに過ぎない。

ということは、

たくさんの卵を短期間に採るということは使い切る時期を早めていることでもある・・。

使い切る、ということは閉経ということですよね。

一生懸命、赤ちゃんを授かる努力をしているのに、

閉経を早めてしまう。

不妊治療の際にはこのことを医師たちはちゃんとインフォームしているでしょうか。

満身創痍でも、赤ちゃんができればそれでいい、、、そう思われる方も多いと思います。

それくらい、赤ちゃんがほしい気持ちは強いのだと思います。

だからこそ

いつか、治療がもっと効率のよいからだにもお財布にもやさしいものになってもらえないかな。。。

いつか、本当に必要最小量でOKの副作用のすごく少ない薬を開発してくれないかな。

原因不明の不妊の場合だけはないですが、できれば自然妊娠したい、という気持ちを

もっと薬にたよらない方法でやっていけないものかな。。。など、

いつも思っていることでしたが、この本でさらにその思いを強くしました。

そして不妊期につきまとういてもたってもいられない気持ち、

つらさをサポートできる体制がさらに 一般的になったらいいのに。

アロマセラピーが少しでもこのことに貢献できるといいなと思っています。


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