ホワイトセージ・・・呼吸も気持ちもすっきり
ホワイトセージの精油、 このところ私の精油引出からよく取り出す1本、 外出の時は持ち歩いたりもします。 澄んだ空気を吸っているような気分になり、 爽快感もありつつ、なんだかやさしい空気に包まれた感じにもなる・・・ さらにうれしいことには この時季にもうってつけ、喘息、気管支炎など呼吸器にもよい作用があると言われています。 甘すぎず、少しスモーキーな感じがし そうかといって、スッキリした解放感とはまた異なる・・・ 清澄さを感じさせる精油--ホワイトセージ。 ホワイトセージは学名Salvia apiana、 一般的にはコモンセージSalvia officinalisのほうをよく見かけるかもしません。 かなりはっきりとしたハーブの香り、スッキリ感のあるコモンセージ、 私はこちらも好きです。 オーガニックの化粧品、シャンプーなどの成分中にも よくお目にかかります。 清涼感とセージのもつハーブの作用と香りは やはりこの精油ならではだと思います。 コモンセージの成分にはツヨン(神経毒性のあるケトンの一種)が多く含まれており、 通常のトリートメントでは使うことはありませんが、 私がトリートメントで使うときにはだいぶ希釈します。 ホワイトセージはティートリーやユーカリにも多く含まれるシネオール1,8が多く、 呼吸器系によい作用があるというのもこの成分が豊富だからだと思われます。 カンファー、プレゴンなどのケトンも若干含まれているのですが、 コモンセージに比べればだいぶ少量。 β-ピネンやβ-カリオフィレンなどのモノテルペン炭化水素、 β‐カリオフィレンなどのセスキテルペン炭化水素についで ケトンは1-2%程度のカンファー、1%以下のプレゴン、トランス‐ジャスモン、 モノ&セスキテルペンアルコール、エステルなども成分に含まれます。 ここ2年くらいは個人的にはホワイトセージが合うようで、 ふっと思い出すように使っていました。 ただ頻繁に使うようになるきっかけはたいてい同じように思います。 浄化作用があるともされており、 個人的には疲れてだるいときというよりは、 そのあとの状態---そういう状態をすっきりさせたい